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『LOGAN/ローガン』来日記者会見

2017-05-30 更新

ヒュー・ジャックマン、ジェームズ・マンゴールド監督

LOGAN/ローガンlogan

配給:20世紀フォックス映画
2017年6月1日(木) 全国ロードショー
© 2017Twentieth Century Fox Film Corporation

logan 映画『LOGAN/ローガン』の記者会見が都内で行なわれ、主演のヒュー・ジャックマンと、ジェームズ・マンゴールド監督が出席して作品について語った。

 本作は、ミュータントの大半が死滅した2029年の近未来を舞台に、不死身の治癒能力が衰え始めたローガン(ヒュー)が、ミュータントの最後の希望である少女・ローラ(ダフネ・キーン)を守るため、迫りくる“最後”の死闘に立ち向かう姿が描かれる。全米では3月3日に公開され、3日間で8530万ドル(約97億円)を記録。全世界では6億ドルを突破し、『ウルヴァリン』シリーズの中でもナンバーヒットを記録した。

logan 2000年公開の『X-メン』以来、17年間で9作に出演したヒューは「今作がウルヴァリンの最後の作品になるので決定版にしたいという気持ちがあった。マンゴールド監督と一緒に、新鮮で深遠な、何より最高な作品に仕上がった。これぞウルヴァリン映画の決定版だ。完成作品を観たいまは、平和でとても幸せな気持ちで感謝している」とヒューは監督に感謝の気持ちを伝えた。

 そして、ヒューは「いつか孫ができて、『X-MEN』のどれを観たらいい?と聞かれたら、『これを観ろ』と自信をもって言える作品になったよ」と誇らしげな表情で語っていた。

logan 一方、ヒューとは 『ニューヨークの恋人』、『ウルヴァリン:SAMURAI』に続いて3作目のタッグを組んだマンゴールド監督は、「従来のヒーロー映画のような、町や惑星や、あるいは自分自身を“救う”作品にはしたくなかった。大人向けのドラマを作りたかったので、『今作はR指定で行きたい』とスタジオには最初から伝えたんだ。事前にスタジオに伝えることで、暴力描写や言葉遣いだけでなく、自由に作ることができた」と作品に対する熱い思いとこだわりを語った。

logan さらに、マンゴールド監督は「今回は社会的なテーマも盛り込みながら、大胆で挑戦的なアプローチをとった。それでもこれまで物議が生じていないのは、作品がハートに溢れているからだと思う。ヒューやダフネ(ウルヴァリン役のヒューと共に敵と戦う少女ミュータント役)の魂あふれる演技があるからだ」と話していた。



ファクトリー・ティータイム

 ヒュー・ジャックマンの当り役の一つ、ウルヴァリンの勇姿がもう見られないというのは寂しい。17年間も続いたことに感無量の思い。ヒューに心から「お疲れ様でした」と言いたい。長い間、私たちを楽しませてくれてありがとう。今後はどんな作品で、私たちを楽しませてくれるのかしら……。

(取材・文・写真:Sachiko Fukuzumi)



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