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2017-05-16 更新
ラブ・ストーリーからアクション、衝撃作からコメディまで幅広い役柄を演じ続け、『そこのみにて光輝く』で数々の栄えある賞を受賞し、キャリアの第一期の頂点に立った綾野 剛。そして今、第二の黄金期の幕開けにふさわしい主演作が完成した。共演は、第90回キネマ旬報ベスト・テンなどの最優秀新人男優賞を受賞、期待値が急上昇中の新鋭・村上虹郎。その他、前田敦子、風吹ジュン、小林 薫、柄本 明と比類なき個性を発揮する実力派俳優たちが顔を揃えた。
監督は『私の男』で第36回モスクワ国際映画祭最優秀作品賞に輝き、今や世界中から注目される監督の一人となった熊切和嘉。原作は芥川賞作家の藤沢 周、脚本は『そこのみにて光輝く』で第88回キネマ旬報ベスト・テン脚本賞を受賞した高田 亮、撮影は『海炭市叙景』の近藤龍人。音楽は『味園ユニバース』の池永正二、彼が率いる「あらかじめ決められた恋人たちへ」が、主題歌も手掛けた。
ひときわ異彩を放つ才能たちが集まり作り上げた、クライマックス6分間にわたる、台風の決闘シーンは圧巻。豪雨の中、泥まみれになりながら、竹刀1本でリアルにぶった斬り合う迫力のアクション・シーンは、間違いなく綾野 剛と村上虹郎の名を、日本映画史に刻むだろう。
人気・実力を兼ね備えた日本を代表するキャスト・スタッフによって、激しく熱く燃えさかる闘いをスクリーンに焼きつけた、かつてない渾身の一作がここに誕生した。
ストーリー海と緑の街、鎌倉。矢田部研吾(綾野 剛)は、幼い頃から剣道の達人だった父(小林 薫)に鍛えられ、その世界で一目置かれる存在となった。ところが、父にまつわるある事件から、研吾は生きる気力を失い、どん底の日々を送っている。
そんな中、研吾のもう一人の師匠である光邑師範(柄本 明)が彼を立ち直らせようと、ラップのリリック作りに夢中な少年、羽田 融(村上虹郎)を送り込む。
彼こそが、本人も知らない恐るべき剣の才能の持ち主だった──。
(2017年、日本、上映時間:125分)
キャスト&スタッフ
原作:藤沢 周「武曲」(文春文庫刊)
監督:熊切和嘉
脚本:高田 亮
音楽:池永正二
出演:綾野 剛、村上虹郎、前田敦子、風吹ジュン、小林 薫、柄本 明ほか
配給
キノフィルムズ
6月3日、全国ロードショー
オフィシャル・サイト
mukoku.com (外部サイト)
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