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2017-04-26 更新
英題:SPLIT鬼才健在をアピールした「ヴィジット」からわずか1年余、M.ナイト・シャマラン監督がさらなる衝撃を放つ! 恐怖と緊張と興奮がスパイラルを織りなす『スプリット』は、彼でなければ生み出すことができない強力なスリラーだ。
女子高生3人組が正体不明の男に拉致された。密室で目覚めた3人はやがて、この男が“ひとり”ではないことを知る。神経質で潔癖症の青年、9歳の無邪気な少年、エレガントな女性……ひとりの人間の中で激しく入れ替わる人格。そう、彼は23もの人格を持つ男だったのだ!
『羊たちの沈黙』のハンニバル・レクターや『ダークナイト』のジョーカーにも匹敵する“スーパー・ヴィラン”を演じるのは、『ウォンテッド』『X-MEN』のような大作から『つぐない』等の文芸作までこなす演技派ジェームズ・マカヴォイ。シャマラン作品初出演の彼は、万華鏡のようにキャラクターを変え、圧巻の演技で魅せる!
『ヴィジット』のスタッフを再結集した本作は、『シックス・センス』『アンブレイカブル』『サイン』を放った頃のキレが戻り、シャマランの全盛期はこれからであることを確信させる。女子高生3人vs <23+1>人格の男との攻防―そのスリルは観る者の内面に侵食し、度肝を抜く結末へと導いていく。
女子高生ケイシー(アニヤ・テイラー=ジョイ)は、級友クレア(ヘイリー・ルー・リチャードソン)のバースデー・パーティーに招かれ、その帰り、クレアの親友マルシア(ジェシカ・スーラ)と共に家まで車で送ってもらうことに。それが悲劇の始まりだった。見知らぬ男が車に乗り込んできて、3人は眠らされ、拉致される……。
目覚めると、そこは殺風景な密室。ドアを開けて入ってきた男は神経質な雰囲気を漂わせていた。このままでは命が危ない――どうすれば逃げられるのか? 3人が頭をひねっていた矢先、扉の向こうからさっきの男と女性の声が聞こえる。「助けて!」と叫ぶ少女たち。姿を現したのは……女性の洋服を着て、女性のような口調で話す男だった。
「大丈夫、彼はあなたたちに手を出したりしないわ」 絶句する少女たちに、今度は屈託なく、「僕、9歳だよ」と男は話かけてきた。実は、彼は23人もの人格を持ち、DID<解離性同一性障害>で精神医学を専門とする女医フレッチャー(ベティ・バックリー)のセラピーを受けていたのだった。
もうひとり、“24人目”の人格の存在が生まれようとしていた――。果たして彼女たちは脱出できるのか!?
(2017年、アメリカ、上映時間:117分)
キャスト&スタッフ
監督・製作・脚本:M.ナイト・シャマラン
製作:ジェイソン・ブラムほか
出演:ジェームズ・マカヴォイ、アニヤ・テイラー=ジョイ、ベティ・バックリー、ジェシカ・スーラ、ヘイリー・ルー・リチャードソンほか
配給
東宝東和
5月12日(金) 全国公開!
オフィシャル・サイト
http://split-movie.jp/ (外部サイト)
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