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トップページ > 記者会見 > 『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』来日記者会見

『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』
来日記者会見

2017-02-03 更新

ティム・バートン監督、松井愛莉、りんかちゃん&あんなちゃん

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたちstaypeculiar

配給:20世紀フォックス映画
2017年2月3日(金) TOHOシネマズ日劇他全国ロードショー
© 2016 Twentieth Century Fox Film Corporation.

 映画『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』の来日記者会見が都内で行われ、ティム・バートン監督が出席した。バートン監督の来日は約2年ぶり。当日は、モデル・女優の松井愛莉や、インスタで大人気の双子姉妹りんかちゃん&あんなちゃんが本作に登場するキャラクターの衣装で登場して監督を喜ばせた。

 本作はランサム・リグズの小説「ハヤブサが守る家」を実写化したファンタジー。特殊な能力を持つ子供たちが同じ一日を暮らす屋敷にタイムワープで訪れた少年が、彼らに迫りつつある危険と自身の秘めた宿命を知って大奮闘する姿が描かれる。

staypeculiar バートン監督は、「今日は特別な映画を持ってくることができて、とても嬉しい」と挨拶。本作を製作するにあたって、「原作者のランサム・リグズ氏がとても協力的で我々を支援してくれた。もともと原作が持っている謎めいた部分、詩的な部分を大切にしながら、とても美しい映像を作り上げることができた」と撮影を振り返った。

 他の人とはどこかが違っている奇妙な子どもたちが登場する本作には、バートン監督の実体験やイマジネーションがふんだんに盛り込まれているという。「ほかの人から『変わっている』と言われる人の多くが、芸術性に富んでいたり、静かな人であったりする。彼らのほとんどは良い人で、中身はいたって普通なんだ。ちょっと奇妙なところがあってもそれは良いことなんだ、というのを本作では描いているんだ」と本作で描かれている「ありのままの自分を受け入れる」というテーマについて熱く語った。

staypeculiar また、劇中に登場する“奇妙なこどもたち”役のキャストたちについてバートン監督は、「演技経験がない子役たちもいたんだ。自分が演じるキャラクターを直に感じてほしいしくて、なるべくCGには頼らないで、セットや美術も本物を使うようにして、子供たちに実際に体験してもらおうと思ったんだ。本物の場所で演技できる環境を作ってあげたかったんだ」と子役たちへの配慮を明かした。

staypeculiar 本作で奇妙な子供たちを見守るミス・ペレグリンを演じるエヴァ・グリーンについてバートン監督は、「彼女にはサイレント映画に出てくる女優の雰囲気がある。言葉を語らずに伝えることができるんだ」と印象を語った。

 この日は、松井愛莉がミス・ペレグリン(エヴァ・グリーン)をイメージしたドレス姿で登場し、バートン監督に花束をプレゼントした。続いて、人気の双子姉妹りんかちゃん&あんなちゃんが、劇中に登場する“奇妙な”双子の扮装で登場。松井とりんかちゃん&あんなちゃんの登場に大喜びのバートン監督は「今日から日本版の『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』を撮影したい気分だよ」とご機嫌な様子だった。


(取材・文・写真:Sachiko Fukuzumi)




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