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2017-01-29 更新
ライアン・ゴズリング、デイミアン・チャゼル監督
配給:ギャガ/ポニーキャニオン
2月24日(金) TOHOシネマズ みゆき座他全国ロードショー
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米アカデミー賞®過去史上最多14ノミネートを果たした『ラ・ラ・ランド』がいよいよ2月24日(金)より全国公開される。この度、世界がいま最も注目するふたりである本作のデイミアン・チャゼル監督と主演のライアン・ゴズリングが来日、記者会見に出席した。
デイミアン・チャゼル監督: 皆さま、こんにちは。日本に来られて光栄です。この国で映画を紹介できることを嬉しく思っています。
ライアン・ゴズリング: 日本に来られて嬉しく思っています。また日本の皆さんはロマンチックでミュージカル好きだと聞いています。そんな日本に『ラ・ラ・ランド』のPRで来られて特別な思いです。ぜひこの映画を楽しんでもらいたいです。
デイミアン・チャゼル監督: まだショックから抜けられていません。とても光栄なことだと思っています。発表があった時ライアンと一緒にいて、シャンパンでお祝いしました。この映画は心を込めて作った作品で、多くの人が自分たちの限界を超えて作った映画です。そういったチームの皆が評価されて本当に嬉しいです。
ライアン・ゴズリング: 僕は、この映画を作ったこと自体が、賞を受けるに値する特別な作品だと思っています。そして多くの人たちに楽しんでもらえているのも素晴らしいことです。映画はチームで作るものですが、評価されるのは大抵特定の一人だったりする中で、この映画は大勢の人たちが認められて、感慨深いものがあります。
デイミアン・チャゼル監督: この映画を作るのには、長い時間がかかりましたが、映画作りの鍵になった瞬間というのは、ライアンと出会った時です。彼がミュージカル好きだということで話が盛り上がり、彼に参加してもらうことになったのです。それから3ヵ月間、リハーサルをするのと同時にセットを作ったりコスチュームを制作したりして、皆で築き上げたものだと思っています。
ライアン・ゴズリング: 一番話し合ったことは、この作品をノスタルジックなものにはしないということです。現代の人の理想と現実を織り交ぜて共感してもらえるような作品にしたかったです。
デイミアン・チャゼル監督: ライアンという人は何でも出来る素晴らしい役者で、確かにダークサイドやサイコパスのような役柄が多いですが、ロマンチックで楽しい役もたくさんやっています。映画の知識も豊富でミュージカルに対しても熱意のある人なのです。
ライアン・ゴズリング: 彼は今、僕が書いた原稿を読んだまでです。もっと情熱的に言って欲しかったのですが、そういうの、彼は下手なんです(笑)。
デイミアン・チャゼル監督: ミュージカルには楽しさがあるのと同時に、正直なストーリーも必要だと思いました。幻想的な部分とリアルな部分、思っていた以上に観客にはそこを楽しんでもらえたんだと思います。
ライアン・ゴズリング: 最初から監督と話していたのは、映画というのは、映画館に行って大勢の人と一緒に観るものであり、スマートフォンで観るものではありません。この映画で、大勢の人が映画館で他の人々と一緒に観るという体験を達成できたことが素晴らしいと思っています。
デイミアン・チャゼル監督: この作品は、いろんな映画の思い出の中で作っていましたから、無意識にさまざまな映画のオマージュが入っているんです。自分では気づいていませんでしたが、今回日本の方と話をしていて、鈴木清順監督の『東京流れ者』(66)の要素が入っているみたいです。これが隠れたオマージュかなと思います。
最後に、映画の大ヒットを祈願して鏡開きが行われた。すると監督は「お酒のいい匂いがするね、飲まないともったいないね」と笑顔でコメントし、「本当にありがとうございました。日本に来て素晴らしいこと続きでした。この映画を日本の皆さんに診てもらえるのが嬉しいです」と挨拶をすると、続けてライアンも「日本に来られて光栄です。ぜひ『ラ・ラ・ランド』を楽しんでください」と公開を心待ちにしている日本のファンへメッセージを送った。
(オフィシャル素材提供)
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