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2016-08-14 更新
© Bangkok Nites Partners 2016
この度、2011年に公開された『サウダーヂ』が、ナント三大陸映画祭グランプリ、ロカルノ国際映画祭独立批評家連盟特別賞を受賞、国内では、高崎映画祭最優秀作品賞、毎日映画コンクール優秀作品賞&監督賞をW受賞など、国内外で話題となった富田克也監督の最新作『バンコクナイツ』が、第69回ロカルノ国際映画祭の国際コンペティション部門にて出品。10代の若者が選ぶ「若手審査員・最優秀作品賞(Junior Jury Award)」を受賞した。
ロカルノ国際映画祭は、1946年に設立されスイス南部のティチーノ州ロカルノで毎年8月に開かれる国際映画製作者連盟公認の国際映画祭。今までにベドロ ・コスタや賈樟柯(ジャ・ジャンクー)など気鋭の映画監督を世に送り出してきた映画祭で、本賞の受賞は、日本映画では、青山真治『共喰い』が2013年に受賞して以来となる。
加えて本作が、2017年2月下旬よりテアトル新宿にて公開されることも決定した。
<富田克也監督 コメント>
映画は、時代によって評価も変わっていくものだと思います。今のみずみずしい若い人たちの感覚がこの映画を引き寄せてくれた、ということは非常に我々にとって心強いです。一番嬉しいことかもしれません。
この先、『バンコクナイツ』の評価は若い人たちで、盛り立てていってもらえたら、と思います。
富田克也監督 プロフィール
1972年山梨県生まれ。
2003年に発表した処女作、『雲の上』が「映画美学校映画祭2004」にてスカラシップを獲得。これをもとに制作した『国道20号線』を2007年に発表。
『サウダーヂ』(11)ではナント三大陸映画祭グランプリ、ロカルノ国際映画祭独立批評家連盟特別賞を受賞。国内では、高崎映画祭最優秀作品賞、毎日映画コンクール優秀作品賞&監督賞をW受賞。その後、フランスでも全国公開された。
最新作はオムニバス作品『チェンライ娘 (『同じ星下、それぞれ夜より』)』(12)。
(オフィシャル素材提供)
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