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作品紹介

トップページ > 作品紹介 ヤング・アダルト・ニューヨーク

2016-07-14 更新

原題:While We're Young
ヤング・アダルト・ニューヨークyoungadultny
© 2014 InterActiveCorp Films, LLC.

イントロダクション

 「子どもの頃からSNSがあるって、どんな感じ?」「えっ、無い時代があったんですか?」そんな会話が、現実に交わされるようになった今日この頃。インターネットやソーシャルメディアが、人々の生き方を変えてしまう前に大人になった世代と、それ以降に生まれ育った世代のモラルや価値観の違いは、今や全世界的に驚くべきことになっている。そんな二つの世代が出会い、真正面から交流したら、いったい何が起きるだろうか? そもそも、まともに心を通わせることができるのだろうか?

youngadultny いつの時代にも世代間の溝は存在したけれど、人類の歴史が始まって以来と言っても過言ではない、“現代の空前のジェネレーション・ギャップ”を映画にしたら面白いはずと閃いたのは、ノア・バームバック監督。才気に溢れた脚本家としても活躍し、2004年にウェス・アンダーソン監督の『ライフ・アクアティック』の脚本を担当したことで注目される。05年に監督・脚本を手掛けた『イカとクジラ』では、アカデミー賞®脚本賞にノミネートされ、全米・NY・LAの映画批評家協会賞で脚本賞を総なめにした。研ぎ澄まされた人間観察力とシニカルな語り口、それでいて登場人物たちへの眼差しにハートフルな温かさを忘れないスタイルから、“ポスト/ウディ・アレンの大本命”の称号も手に入れた。

 ジョシュには、『ナイト ミュージアム』『LIFE!/ライフ』のベン・スティラー。“まだイケてる”つもりのミドルエイジの切なさとおかしさを絶妙のバランス感覚で演じる。コーネリアには、『21グラム』と『インポッシブル』でアカデミー賞®に2度ノミネートされたナオミ・ワッツ。シリアスな役柄を得意とする彼女のまさかの魅力が開花、圧巻のヒップホップ・ダンス・シーンは必見だ。

youngadultny ジェイミーには、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で一気にスターへの階段を駆け上がった、アダム・ドライバー。人なつこさと成功のためなら平気で他人を利用する野心をあわせ持つミステリアスな難役を、独自の空気感で飄々と演じた。ダービーには『レ・ミゼラブル』の演技が高く評価されたアマンダ・サイフリッド。

 全編、ブルックリン、マンハッタン、アップステート・ニューヨークでロケ撮影を敢行。舞台の中心となったブルックリンは、ここ数年の間にアーティストが多数移り住み、今やニューヨークで最も人気のある街。自然体なオシャレと独自のカルチャーを生み出している、まさにジェイミーとダービーのような若者たちがヒップスターと呼ばれ、世界中からその動向が注目されている。

 音楽を手掛けたのは、LCDサウンドシステムを再始動させたジェームス・マーフィ。さらに、ポール・マッカートニー、デヴィッド・ボウイら多彩なアーティストのサウンドが躍る、クスッと笑えて、少しほろ苦くて、最後には胸が熱くなる“迷子の大人たち”の成長物語が誕生した。

ストーリー

 ジョシュとコーネリアはミドルエイジの夫婦。ジョシュはドキュメンタリー映画の監督だが、もう8年間も新作を完成させていない。いつの間にか人生にも夫婦にも何かが欠けてしまったと感じていた。

youngadultny そんな時、20代のカップル、ジェイミーとダービーと知り合い、クリエイティブに生きる彼らから刺激を受ける。

 時代に乗り遅れたくないとSNSに縛られる自分たちと違って、レコードやタイプライターなどレトロなカルチャーを愛するセンスのいい彼らと行動を共にするうちに、2人は再びエネルギーを取り戻していくが──。


(2014年、アメリカ、上映時間:97分)

キャスト&スタッフ

監督・脚本:ノア・バームバック
出演:ベン・スティラー、ナオミ・ワッツ、アダム・ドライバー、アマンダ・サイフリッドほか

配給
キノフィルムズ
7月22日(金)、TOHOシネマズ みゆき座ほか全国ロードショー

オフィシャル・サイト
www.youngadultny.com (外部サイト)

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