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2016-06-04 更新
原題:Warcraft: The Beginning『ロード・オブ・ザ・リング』から15年――。映画史を塗り替えるほどの大ヒット作を次々に生み出し、世界中を沸かせ続けているユニバーサル・スタジオが、ファンタジーの歴史に名を刻む一作を、ついに完成させた。
原案は、ブリザード・エンターテイメントが提供する世界的人気ゲーム「ウォークラフト」。3部作の世界的大ヒットを受け新たに製作された大規模多人数同時参加型オンラインRPG(MMORPG)「ワールド・オブ・ウォークラフト」は、2008年に登録者最多のMMORPGとしてギネス世界記録に認定。その「ウォークラフト」の世界をスクリーンに再現するため、『ジュラシック・ワールド』のレジェンダリー・ピクチャーズが製作を担当し、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の圧倒的なVFX効果を生み出したILM(インダストリアル・ライト&マジック)が特殊効果に参加。
メガホンを取るのはデヴィッド・ボウイの息子であり、『月に囚われた男』、『ミッション:8ミニッツ』で独自の世界観を描き高い評価を得たダンカン・ジョーンズ。彼が「これは『アバター』であると同時に『ロード・オブ・ザ・リング』のような物語でもある。とても、とても壮大な映画です」と語る通り、剣と魔法の世界“アゼロス”を舞台に、人間、オーク、ドワーフ、エルフなど、数多の種族が、国や一族、そして愛する者を守るために生死をかけ決断を迫られる壮大な物語が圧倒的なクオリティで描かれている。
“アゼロス”は長い間、平和な時代が続いていたが、悪しき勢力が迫っていた。その者たちとは、滅びゆく故郷“ドラエナー”を捨て、新たな定住地を求めるオークの戦士である。オークたちは、世界と世界をつなぐ異次元の入口“ダークポータル”を開き、侵略を始めていた。
人間たちはアゼロスを守るため、強力な魔力を持つガーディアン、メディヴの力を借り、オークとの全面戦争を決意する。しかし、アゼロスの騎士ローサーは人間とオークのハーフ、ガローナと協力し全面戦争を避けようと試みる。
一方、人間との戦いに疑問を持っている一人のオーク、デュロタンも争いを避け、一族を守るために、人間と手を結ぶことを決断するのだが……果たして、この壮絶な戦いの先に待つ結末とは――。
(2016年、アメリカ、上映時間:123分)
キャスト&スタッフ
監督・脚本:ダンカン・ジョーンズ
脚本:チャールズ・リーヴィット
出演:トラヴィス・フィメル、ポーラ・パットン、ダニエル・ウー、ベン・フォスター、ドミニク・クーパーほか
配給
東宝東和
7月1日(金)、TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国ロードショー
オフィシャルサイト
warcraft-movie.jp (外部サイト)
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