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2016-05-20 更新
<日本警察史上、最大の不祥事>といわれる驚愕の事件を題材に、一人の刑事の歪んだ正義が暴走するエンターテインメント『日本で一番悪い奴ら』。本作が、この度、6月22日(現地日程)より開催される第15回ニューヨーク・アジア映画祭にて、インターナショナル・プレミアとなるオープニング上映が決定した。
そしてさらに、本作主演の綾野 剛が、これからの世界的な活躍を期待する俳優に贈られるライジング・スター賞を受賞することが決定。実際の事件をベースにした本作で、綾野 剛は「正義の味方、悪を絶つ」の信念をもちながらも、でっちあげ・やらせ逮捕・おとり捜査・拳銃購入・覚せい剤密輸など、あらゆる悪事に手を汚していく北海道警察の刑事・諸星要一の26年間を演じきっている。
ニューヨーク・アジア映画祭は、今年で開催15回目を迎え、リンカーン・センター映画協会と Subway Cinema が主催する北米有数のアジア映画祭。ライジング・スター賞は、日本人では過去に、2011年に山田孝之、2012年に長澤まさみ、2014年に二階堂ふみ、2015年に染谷将太らが受賞しており、今年で3年連続の受賞となる。ニューヨークのリンカーン・センターで行われるオープニング上映には白石和彌監督が、授賞式には綾野 剛が参加する予定。
【ニューヨーク・アジア映画祭ディレクター/サミュエル・ジャミエール氏コメント】
白石和彌監督の『日本で一番悪い奴ら』で目の当たりにした綾野さんの妥協のない演技が、本年の「スクリーン・インターナショナル」のライジング・スター賞の授賞の決め手でした。綾野さんがこれまで演じてきたすべての役柄に、自制と無謀が共存した今作が加わることで、彼のキャリアが完成したといえます。組織的権力の中心にはびこる腐敗を妥協することなく描写した壮絶な主人公の半生は、深作欣二の『仁義なき戦い』のような往年の傑作を想起させます。このような生々しいエネルギーをスクリーンに呼び戻してくれる作品と俳優を発見できたことにワクワクする気持ちが止まりません。
ニューヨーク・アジア映画祭
6月22日~7月9日(現地日程)開催。今年で15回目を迎える、北米有数のアジア映画祭。
過去には、『ミロクローゼ』の山田孝之(第10回、2011年開催)や、『モテキ』の長澤まさみ(第11回、2012年開催)、『私の男』の二階堂ふみ(第13回、2014年)、『さよなら歌舞伎町』『TOKYO TRIBE』の染谷将太(第14回、2015年)が過去に同賞を受賞。
(オフィシャル素材提供)
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