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作品紹介

トップページ > 作品紹介 愛しき人生のつくりかた

2015-12-28 更新

原題:Les Souvenirs
愛しき人生のつくりかたsouvenirs
© 2013 Nolita cinema - TF1 Droits Audiovisuels - UGC Images - Les films du Monsieur - Exodus - Nolita invest


イントロダクション

 フランスで2015年1月に公開され、半年以上もロングランヒットした『愛しき人生のつくり方』は、人気作家ダヴィッド・フェンキノス(『ナタリー』)の同名小説を映画化したもの。パリに暮らす3世代の家族に起きた家庭の問題とそれぞれが抱える将来への不安を、時にコミカルに、時にリアルに描き出し、笑いと涙と共感を誘う。フランスでは100万人以上の動員を記録し、ベルギーやドイツなどでもヒットした傑作だ。万国共通、普遍的な家族愛に満ちている本作は、家族の絆が薄れ、世代間の断絶が広がる日本でも、全世代から共感されるだろう。

souvenirs おちゃめで心やさしきマドレーヌ役には歌手のアニー・コルディ。現在86歳だが、撮影のない時にはツアーに出たり、コンサートをしていたエネルギッシュな人物だ。女優としてはルネ・クレモン監督作『雨の訪問者』(70)やアラン・レネ監督作『風にそよぐ草』(09)等に出演した経歴を持つ。頼りない息子のミシェルには、『仕立て屋の恋』などで知られる名優ミシェル・ブランが。原作では影の薄い長男をコミカルな芝居で大活躍させる演技力はさすがだ。マドレーヌの昔話に目を輝かせる孫のロマンには、オーディションで選ばれた新人のマチュー・スピノジ。優柔不断な夫を仕切るしっかり者の妻、ナタリーにはコメディエンヌとして活躍するシャンタル・ロビー。

souvenirs 監督は俳優として『エディット・ピアフから愛の賛歌~』等にも出演しているジャン=ポール・ルーヴ。ロマンが働くホテル・アシアナのオーナー、フィリップ役でも顔を出している。監督3作目の本作で日本初公開となった。原作はフランスで35万部のヒットとなった同名小説。作者はオドレイ・トトゥ主演で映画化された恋愛小説『ナタリー』のダヴィッド・フェンキノスで、本作の脚本も手掛けている。

ストーリー

souvenirs パリの小さなアパルトマンに暮らすマドレーヌは、クリスマスを控えたある日、最愛の夫に先立たれた。

 3人の息子を育て上げ、ささやかだけど充実した人生を過ごしてきたマドレーヌは、ひとりになって初めてゆっくりと自分の人生を振り返り始める。

 そんなある日、マドレーヌはある夢を実現するため突然パリから姿を消した。親友のように仲の良い孫のロマンは彼女を探す旅に出る。手掛かりは祖母の想い出のどこかにあるはず……。


(2015年、フランス、上映時間:93分)

キャスト&スタッフ

監督・脚本:ジャン=ポール・ルーヴ
原作・共同脚本:ダヴィド・フェンキノス『ナタリー』
出演:アニー・コルディ、ミシェル・ブラン、シャンタル・ロビー、マチュー・スピノジ、ジャン=ポール・ルーヴほか

配給
アルバトロス・フィルム
2016年1月23日(土)、Bunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショー

オフィシャルサイト
http://www.itoshikijinsei.com/ (外部サイト)

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