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『ザ・ウォーク』 第28回東京国際映画祭
レッドカーペット／オープニングセレモニー
2015-10-24 更新
ロバート・ゼメキス監督、ジャック・ラプキー（プロデューサー）
配給：ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
2016年１月23日(土) 全国ロードショー
10月22日(木)、ついに開幕した第28回東京国際映画祭。日本国内外の豪華ゲストが華々しくレッドカーペットを闊歩する中、オープニング作品『ザ・ウォーク』を引っさげレッドカーペットの最後のゲストとして登場したロバート・ゼメキス監督と、プロデューサーのジャック・ラプキー。ここ東京の地で盛大に迎えられたことに喜びを感じている様子の二人は、日本はもちろん海外からも訪れている多数の報道陣の取材に快く応じ、さらに来場者へのファンサービスも丁寧に対応していた。
今回オープニング作品に選ばれ来日を果たしたことについて「自分の作品が東京国際映画祭のオープニングを飾るということに信じられないくらい興奮しています。大変光栄です。皆さんが『ザ・ウォーク』を楽しんでくださることを願っています」（ゼメキス監督）「皆さんの暖かなおもてなしに感動しております。映画祭の皆様、そしてソニー・ピクチャーズの皆様に感謝の気持ちをお伝えしたいと思います」（ラプキー）と感謝を述べた。
レッドカーペット終盤では、クロージング作品である『起終点駅 ターミナル』からの参加者、佐藤浩市、本田 翼、篠原哲雄監督と共にフォトセッションを行った。
場所をTOHOシネマズ六本木ヒルズ スクリーン７に変えて行われたオープニングセレモニーでは、今回フィリップ・プティの物語を選んだ理由について「信じられない様な実話であり、ロマンがある題材でした。芸術と自らの夢を追うプティという男のスペクタクルを映像にしなくてはと思ったんです」と説明したゼメキス監督。さらにとてつもなくイカれた偉業を成し遂げたプティに「芸術家としての大きな情熱を感じます。ツインタワーにインスピレーションを受けて、とても強い気持ちで進んでいった男です」と賞賛の言葉を贈り、実際本人に会った際には、「自分の感じたものを観客にも体感して欲しい」というメッセージを託されたことを告白。その想いを可能な限り反映したと話すゼメキス監督に、ラプキーも「プティは監督を信頼していました。監督のビジョンで伝えてくれれば大丈夫だと、そう言っていたんです」と振り返っていた。
最後にゼメキス監督は「フィリップがワイヤーロープを歩き始めるその瞬間と芸術をぜひ観て欲しいです。上映される全ての作品を観て欲しいですが、ぜひ『ザ・ウォーク』も楽しんでいただけるよう、願っています」とメッセージ。いち早く映画を鑑賞する観客に何度も手を振りながら会場を後にした。
＜オープニングセレモニー トーク詳細＞
MC： 今回東京国際映画祭オープニング作品に選ばれていかがでしょうか？
ロバート・ゼメキス監督： 自分の作品をオープニングに選んでいただき、大変興奮しています。映画のスタッフ、キャスト、ソニー・ピクチャーズを代表し、お礼申し上げたいと思います。
ジャック・ラプキー： コンバンハ。今回はお招きいただき本当にありがとうございます。日本の皆さんから大変温かいおもてなしをしていただいています。
MC： この作品を作ろうと思ったきっかけはなんだったのでしょうか？
ロバート・ゼメキス監督： プティというキャラクターの斬新さに惹かれたんです。夢を追う男のスペクタクルを映像にしなくては、と思いました。
MC： プティはとてつもなく危険な偉業を成し遂げた一方で、狂気を感じる部分もあるように感じました。
ロバート・ゼメキス監督： 芸術家として大きな情熱を感じます。ツインタワーにインスピレーションを受けて、とても強い気持ちで進んでいった男です。
MC： 実際にプティさん本人にお会いした時のご感想をお聞かせください。
ロバート・ゼメキス監督： 長い時間を彼と過ごしました。語り手としても優れている方です。自分の気持ちを観客にも体感して欲しい、というのが彼からのメッセージでした。できる限りその想いを反映したつもりです。
ジャック・ラプキー： とても前向きな気持ちを持った方。芸術家としても素晴らしいです。彼は監督を心から信頼していました。監督のビジョンで伝えてくれれば大丈夫だと、そう言っていたんです。
MC： そのプティを演じたジョセフ・ゴードン＝レヴィットさんはどんな方ですか？
ロバート・ゼメキス監督： 素晴らしい役者です。プティのようにパフォーマンスにも興味を持っています。彼は何でも自分でやりたいと、たくさんの事に挑戦してくれました。フランス語もとても上手なんです。
MC： 本作のオススメポイントを教えてください。
ジャック・ラプキー： ぜひプティの情熱を映画を通して感じていただきたい。共感して欲しいと思います。ワイヤーロープに足を置いたあの瞬間、あの美しさを表現できるのはゼメキスただ一人です。
ロバート・ゼメキス監督： フィリップがワイヤーロープを歩き始めるその瞬間と芸術をぜひ観て欲しいです。
MC： 最後に東京国際映画祭の開幕を待ちわびていた皆様にメッセージをお願いします。
ロバート・ゼメキス監督： 上映される全ての作品を楽しんで欲しいですが、ぜひこの『ザ・ウォーク』も楽しんでいただけるよう、願っています。ありがとう。
（オフィシャル素材提供）
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