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舞台挨拶・イベント

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『黄金のアデーレ 名画の帰還』
第28回東京国際映画祭 レッドカーペット

2015-10-23 更新

ヘレン・ミレン、サイモン・カーティス監督

黄金のアデーレ 名画の帰還golden

配給:ギャガ
11月27日(金)、TOHOシネマズ シャンテ他全国ロードショー
© THE WEINSTEIN COMPANY / BRITISH BROADCASTING CORPORATION / ORIGIN PICTURES (WOMAN IN GOLD) LIMITED 2015

 アカデミー賞®女優ヘレン・ミレン主演最新作、クリムトの名画をめぐる感動の実話を描いた映画『黄金のアデーレ 名画の帰還』。2006年に公開された『クィーン』で、実話に基づくエリザベス女王を演じ、アカデミー賞®主演女優賞を受賞したヘレン・ミレン。本作でもクリムトが描いた伯母アデーレの肖像画、通称「黄金のアデーレ」を取り戻すため、オーストリア政府を訴えた実在の女性マリア・アルトマンを、辛い過去と向き合いながらも確固たる信念を持ち、常に明るく前向きでジョークを欠かさないキュートな姿で見事に演じ切っている。

 本作品は、10月22日(木)より開催となった、第28回東京国際映画祭の特別招待作品に選出。10月24日(土)の上映に合わせ、主演のヘレン・ミレンが『REDリターンズ』以来、約2年ぶりに来日。今回が初来日となるサイモン・カーティス監督とともに、映画祭のオープニングレッドカーペットに登場した。

golden 先日イギリスのミラー紙で“最も影響力のある女性No.1”に選ばれ、抜群のファッション・センスでも話題を集めるヘレン・ミレンは、Badgley Mischkaの胸元が大胆に開いたドレスに、きらびやかなブシュロンのイヤリングをあしらった姿で、たくさんのファンで埋め尽くされたカーペットを悠々闊歩。70歳となっても全く衰えぬその美貌に歓声が上がる中、日本でのプレミアをとても楽しみにしていたという彼女は、集まった多くのファンに対し、終始チャーミングな笑顔で神対応。サインや写真まで一緒にとる丁寧なファン・サービスを披露。英国デイムのカーペット上でのさすがの別格の気品は、ひと際目立っていた。

 また、「映画祭を通して、これだけ皆さんが映画を愛していることが感じられて嬉しい。日本に来ることができてとても光栄」と喜びをあらわにしたサイモン・カーティス監督(『マリリン 7日間の恋』)についても大変信頼をしている様子で、「映画のテーマとなった、名画「黄金のアデーレ」(「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像Ⅰ」)は、学生時代部屋にポスターとして飾っていたくらい好きでした。本作は、その名画にまつわる、過去の悲しいテーマを描いてはいるけれど、監督が受け入れやすく、とても軽いタッチでも描いてくれているので、そうしたコメディの要素も楽しんでもらいたい」と映画の見どころを語った。最後には流暢な口調で「アリガトウ」と日本語でファンに挨拶。大女優でありながら、最後まで上品かつ丁寧な姿勢を見せるヘレンに対し、会場から温かい拍手が鳴りやまない中、二人は大満足した様子でカーペットを後にした。


(オフィシャル素材提供)



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