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2015-10-16 更新
アマンダ・セイフライド、IMALU
配給:ギャガ
新宿ピカデリー、 丸の内ピカデリー 他全国公開中
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父と息子の絆を描く『幸せのちから』で、世界中を涙で包んだガブリエレ・ムッチーノ監督がNYを舞台に、トラウマを克服しようとする少女の成長物語を通して、小説家の父と娘のかけがえのない絆を描く映画『パパが遺した物語』が絶賛公開中だ。
この度、日本での公開を記念して、主演のアマンダ・セイフライドと、アマンダの大ファンであるIMALUが登壇する公開記念イベントが実施された。
2013年には米ピープル誌が選ぶ「世界で最も美しい女性」3位に選出され、映画のPRとしては『レ・ミゼラブル』以来約3年ぶり2度目の来日アマンダ・セイフライドが、自慢の美脚をアピールしたクリスチャン・ディオールの真っ赤なワンピースにシバンシィの黒のハイヒールを合わせた姿で登場すると、客席からは割れんばかりの拍手と歓声が上がり会場が熱気に包まれた。
「アリガトウゴザイマス! 温かい歓迎をありがとう」と日本のファンに笑顔で挨拶し、過去に舞妓姿の写真をインスタグラムにアップしたこともあるアマンダは「日本とは繋がりを感じている。哲学や精神性、感謝の心など。去年初めて京都にも行って、お猿さんにも会った。日本への想いは来るたびに強くなった」と日本の印象を語った。
父と娘の愛情が描かれた本作の脚本を最初に読んだときの印象を聞かれ、「すばらしい脚本。ひねりもあって、心に響くものがあった。涙してしまう脚本はそんなに多くないので、自分自身にとってとても大切な作品になったわ。なんと言っても父と娘の絆も素晴らしいの。時空を超えているところが心に響いた。ムッチーノ監督はイタリア人で情熱的な人だから、彼が深みを与えてくれると確信していたわ」と語った。
本作は『レ・ミゼラブル』で共演したラッセル・クロウも出演していることが話題となっているが、実はラッセルと共演シーンが無かったアマンダ。「そうなの! 撮影も入れ替わりで。出来上がった映画でラッセルの姿を見て、不思議な感じがしたわ(笑)」と明かし、ラッセルが演じたお父さんについて「ラッセルは素晴らしい。本人も父親だから、命の吹き込み方が見事だったわ」と絶賛した。
ここでアマンダの大ファンであるIMALUが花束を持って登場! 「学生時代からアマンダさんの作品を観ていたから、お会いできてとても嬉しいです!」とハグを交わした。
IMALUは本作の感想を「親子の話がベースにあるけど、一人の女性として恋愛やトラウマとの葛藤もあり、スケールの大きい映画でした」と述べ、大切な人を素直に愛せないと葛藤するアマンダの演技に感動したよう。
過去のトラウマを抱えた娘・ケイティという難しい役柄にどう入り込んで演じたのか、アマンダに質問をぶつけると、「(アマンダが演じたケイティは)ソーシャルワーカで悩みを抱える子供たちを助ける役だったから、児童心理学のリサーチをしたわ。あとは自分のキャラクターに思いやりを持つこと。全てのステップで監督が手を差し伸べてくれたの」と監督とのエピソードを明かした。
本作のテーマが“父と娘の絆”ということもあり、トークは自身の父との思い出話へ。アマンダは「私の父もコメディアンなの!…というのは家庭の中だけだけど(笑)」とジョークを入れつつ、「すごくユーモアがあって大好きです」と父との思い出を笑顔で語った。
お笑い怪獣こと明石家さんまを父に持つIMALUは「小さい時から私も父も映画が好き。昔、ハリウッド映画を字幕で観たとき、漢字が読めなくて父が全部の役をアフレコしてくれた。今考えるとすごく迷惑ですよね」と明かし、観客のみならずアマンダをも笑わせた。
父親と同じ職業の男性や、似たタイプの男性に惹かれてしまうことはあるかと聞かれるとアマンダは「私も(父と同じ)ユーモアのある人を求めるわ。父の良い面も悪い面も影響を受けるのは自然なことだと思うの。でもそれは恥じることではないわ。だって私の父は最高だし、優しいし、温かいし、とても親切なんですもの」と映画さながらの父親との深い愛情を披露。
一方のIMALUは「似ているか真逆かのどっちか。あまり気にしたことはないけど」とコメントしつつも、劇中の自分の父の大ファンという人がその娘を好きになるという設定に対し、「すごくロマンチック! 私に置き換えると父に憧れる芸人さんが私を好きになってくれるってことでしょ? ありえないことなので(笑)」と発言し、会場の笑いを誘った。
その後フォトセッションが行われ、最後にIMALUから「親子の映画だけど、トラウマと闘う女性のストーリーでもある。アマンダはもちろん、魅力的なキャストたちが出演している。いろんな方が共感してくれる作品なので上映を楽しんで!」、アマンダから「私にとって大切な作品。映画の中に皆さんの姿を見つけることができる、パワフルな作品なので、気に入ってくれると嬉しい。良かったらまた観に来て!」とこれから映画を観る観客にメッセージが贈られた。
退場時には日本語で「ヨロシク!」と語りながら、最後までファンへ手を振り続けていた。
(オフィシャル素材提供)
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