インタビュー・記者会見等、映画の“いま”をリポート!

Cinema Factory

Cinema Flash





広告募集中

このサイトをご覧になるには、Windows Media Playerが必要です。
Windows Madia Player ダウンロード
Windows Media Playerをダウンロードする

記者会見

トップページ > 記者会見 > 『人生の約束』完成報告会見

『人生の約束』完成報告会見

2015-10-08 更新

竹野内豊、江口洋介、松坂桃李、優香、高橋ひかる、柄本 明、西田敏行
石橋 冠監督

人生の約jinsei-no-yakusoku

配給:東宝
2016年1月9日より全国公開
© 2016「人生の約束」製作委員会

 ドラマ「池中玄太80キロ」シリーズなど、数々のテレビドラマを手掛けてきた名匠・石川 冠監督が満を持して放つ映画監督デビュー作『人生の約束』。この度、完成報告会見が開かれ、石川監督をはじめ、主演の竹野内豊、江口洋介ほか主要キャストが登壇した。

jinsei-no-yakusoku 本作は、富山県新湊を舞台に、江戸時代から約350年続く伝統の曳山まつりを題材に人々の“つながり”がもたらす絆と再生を描くオリジナル・ストーリー。

 主演のIT関連企業のCEO・中原祐馬役を務める竹野内は、石橋監督について「子どもの頃から家族と一緒に『池中玄太80キロ』を見ていた」と明かし、「あんなすごいドラマを作られていた石橋監督の、映画デビュー作に参加させていただけたこと、これだけ豪華なキャストの中で一緒に映画を作ることができたこと、本当に光栄に思っております」と感無量の面持ち。

jinsei-no-yakusoku 石橋監督は、「竹野内さんとは初めてだったが、とても繊細な役者さんなので、こちらからは演技を強要せず、すべてお任せした。そのせいで悩んだ部分もあると思うけれど、竹ちゃん(竹野内)のドキュメンタリーのような映画になった」と語った。

 江口は、石橋監督とは、WOWOWのドラマW「なぜ君は絶望と闘えたのか」以来のタッグで、「冠さんのイメージそのものの脚本。 現場でも自然と体が動いた」と再びのコラボに大喜び。

jinsei-no-yakusoku 竹野内と江口、西田は、今回が初共演となる。竹野内は、現場の江口について 「漁師にしか見えなかった。真っ黒だし、頭は角刈りだし」と話し、周りに笑いを誘う。さらに、先に現場入りしていた江口に「飲みに連れてってもらったり、釣りに誘ってもらった」とエピソードを語る。一緒に釣りに行ったという西田についても「僕、『釣りバカ』が大好きだったんですが、西田さんに『釣り、けっこうやられてたんですか?』と聞いたら、『僕、あまり釣りはやらないんです』ってことで。その言葉が印象的でした」とコメントしたので、会場は笑いに包まれた。西田は「もっと良いこと言わなかった?」と突っ込み、会場の大爆笑を取った。

jinsei-no-yakusoku 石橋監督は、映画初監督について、「撮るにあたって新人でありたいなと思いました。直球でストライクをと。100%と言ってよいほど理想的な俳優さんたちに集まってもらった理想的な現場でした」と語った。

 最後に竹野内は、「人の喜び、悲しみ、生き方を考えさせる作品。ただ、あまりに奥が深いので、真に理解できるのは10年後、20年後かもしれない……」としみじみ語っていた。


(取材・文・写真:Sachiko Fukuzumi)


映画『人生の約束』


 【STORY】会社の拡大にしか興味の無いIT関連企業CEO・中原祐馬(竹野内豊)の携帯に、ここ数日、かつての親友から何度も着信があった。共に起業して会社を二人三脚で成長させながらも、その会社を追い出す形で決別した、かつての親友・塩谷航平。
 電話を疎く思う反面、胸騒ぎを覚えた祐馬は、仕事の予定をキャンセルして航平の故郷に向かう。そこで祐馬が直面したのは、予期せぬ親友の死だった――。

■監督:石橋 冠
■脚本:吉本昌弘
■出演:竹野内豊、江口洋介、松坂桃李、優香、小池栄子、美保 純、高橋ひかる、立川志の輔、室井 滋、柄本 明、ビートたけし、西田敏行ほか


 公式サイトhttp://www.jinsei-no-yakusoku.jp/

(外部サイト)


関連記事

Page Top