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2015-10-03 更新
現地日程10月1日から10月10日まで韓国で開催される第20回釜山国際映画祭「ミッドナイト・パッション部門」に正式招待され、ワールドプレミア上映が決定している、内藤瑛亮監督による映画『ライチ☆光クラブ』。本映画祭のオープニングセレモニーとレッドカーペットに、ヒロイン・カノン役の中条あやみと美少年“ジャイボ”役の間宮祥太朗が参加予定だったが、悪天候の影響で予定していたフライトが5時間の遅延、ソウルからの国内線へ振り返るも、釜山行きの国内線が欠航し、列車移動を余儀なくされた。
映画祭からの招待になんとか報いたいと、キャスト、スタッフ一丸となって釜山を目指し、オープニングセレモニー終盤にギリギリ滑り込む形で参加が叶った。決死の思いで会場にたどりついた中条と間宮らが記念撮影をしていると、彼らを見つけた韓国の映画ファンたちが「あやみちゃん!」「間宮くん!」と駆け寄り、とり囲まれる一幕も。中条と間宮は、倍以上の時間をかけてようやくたどり着いたという安堵感と、韓国のファンの暖かい声援に感謝していた。初めての国際映画祭で、念願のレッドカーペットデビューは叶わなかったものの、壮絶な1日を乗り越え、俳優として一生忘れられない思い出になった。
【中条あやみのコメント】
レッドカーペット歩きたかったですが、映画祭の空気を味わえてうれしかったです。この映画は、すごくかっこいい作品で、多感な少年たちの切実なメッセージがこめられている作品です。釜山国際映画祭をきっかけに、世界中の人に観ていただいて、何かを感じてもらえたらうれしいです。
【間宮祥太朗のコメント】
大変な道のりを経て釜山につきました。台風で飛行機が飛ばず、それでもなにがなんでも行きたいという気持ちで、成田空港から羽田空港、第二ターミナルから第一ターミナル、北ウィングから南ウイングと移動し、飛行機でソウルに入りました。 そこから電車に乗って釜山にやってきました。レッドカーペットは歩けなかったけど、セレモニーには間に合ったので本当に幸せです。明日、『ライチ☆光クラブ』がワールドプレミアで上映されます。国籍が違う人に観てもらえることがすごく楽しみです。
【内藤瑛亮監督のコメント】
ぼくは前日に釜山に入ったので、二人(中条と間宮)が無事辿り着けるように祈ってました。大変な道のりだったみたいですが、ここまでたどり着けてうれしく思います。レッドカーペットは、二人の気持ちを背負いながら歩きました。明日『ライチ☆光クラブ』は、ワールドプレミアの上映があります。キム・ギドク監督やジョニー・トー監督など大好きな監督たちが参加している映画祭に参加できてうれしいです。一人でも多くの人に観てもらいたいと思います。
■釜山国際映画祭
今年で20周年を迎える釜山国際映画祭は、世界各国から集まった映画作品が多数上映されるほか、マーケットも開催されるアジア最大級の国際映画祭。2014年には、日本を代表する俳優の渡辺 謙さんが日本人として初めて映画祭の司会者を務めたことで話題に。今年は、「スタジオジブリ」がアジア映画人賞として受賞。同じく、レッドカーペットに参加予定だったHey!Say!JUMPの中島裕翔、菅田将暉、行定勲監督も同じく悪天候の影響により参加にいたらなかった。
映画『ライチ☆光クラブ』
【作品概要】大人になる前の脆く、残酷で多感な少年の思春期を描き、その独創的な世界観と圧倒的なカリスマ性で支持される鬼才漫画家・古屋兎丸のロングセラーコミックが待望の映画化。
物語の舞台は、黒い煙と油に塗れた蛍光町と廃工場の秘密基地“光クラブ”。14歳を目前に大人のいない世界をつくろうとした9人の美しい少年たちによる裏切りと愛憎の物語と、彼らが作り上げた思考する能力を持つ機械(ロボット)“ライチ”と、少女カノンの恋を、圧倒的に美しくダークな世界観で描く。
■監督:内藤瑛亮
■原作:古屋兎丸「ライチ☆光クラブ」(太田出版)
■音楽:大友良英
■出演:野村周平、古川雄輝、中条あやみ、間宮祥太朗、池田純矢、松田 凌、戸塚純貴、柾木玲弥、藤原季節、岡山天音ほか
配給:日活
2016年<正月第二弾>新宿バルト9ほか全国ロードショー
© 2016『ライチ☆光クラブ』製作委員会
公式サイト:www.litchi-movie.com
(外部サイト)(オフィシャル素材提供)
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