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2015-08-08 更新
ギャレット・ウェアリング、フランソワ・ジラール監督
配給:アスミック・エース
9月11日、TOHOシネマズシャンテほか全国ロードショー
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9月11日に日本公開を控える『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』で、主演を務めるハリウッドNo.1注目株ギャレット・ウェアリングと監督フランソワ・ジラールが来日し、8月4日に行われた特別試写会にスペシャルゲストとして登壇した。ギャレットは登場するや否や、日本語で「アリガトウ! コンニチハ!」と観客に呼びかけ会場を沸かせた。
フランソワ・ジラール監督は映画『シルク』、シルク・ドゥ・ソレイユ「ゼド」、あるいは舞台「猟銃」で何度も来日しているが、日本が大好きなので、直にこういう形で観た方と会えるのが楽しみだった、と語った。
ジラール監督に日本のイメージについて聞くと、心から好きだから簡単に言葉では伝えきれないほどだそうで、これから日本の友人に会う計画も立てている、と語った。と、この言葉だけで日本好きとは判断し難いかもしれないが、驚くべきことに監督の今回の来日はなんと25回目! トム・クルーズの来日回数(21回)を優に超え、更に監督は「25回くらいじゃ足りない。もし本当に日本を知ろうと思うなら、25年くらいはいなきゃね」と、観客を日本への愛で圧倒させた。
対して、ギャレットは今回が初来日だが満面の笑みで「I love Japan!!」と連呼し喜びを伝えた。今回の来日で日本発の様々なものに目をつけ、お菓子ではポッキーやコアラのマーチ、キャラクターではドラえもんが大のお気に入りだそうで、英語でありながらそれぞれの名前が出るたびに会場から笑いが漏れた。
作品に関して、監督は、10年くらい前にダスティンと練っていたプロジェクトがあり、そのリベンジであることを明かした。ダスティンを筆頭に、キャシー・ベイツやエディ・イザード、デブラ・ウィンガーなど名優とよばれる役者たちの共演が成功したことの安堵をもらし、更にギャレットが初の長編作品の出演ということで彼の素晴らしい船出を本作で飾れた、と満足げに語る。
本作でのギャレットの起用に関して、オーディションは長期間渡って行われ、様々なプロセスを経てきまったそうで、大変だったが、ジラール監督、ダスティンら名優との共演もできて良かったとギャレット本人が語る。ステット(ギャレットの役名)は孤独なキャラクターで、それに必要な内面性を表現できない子が多いが、ギャレットは佇まいだけで表現できていたことに驚いた。
今回、会場にいた全員が驚いたのはギャレットが劇中の少年ステットと比べて、大人になっていたこと。撮影が終わり身長が伸び、髪を切ったことでかなり印象が変わっている。監督曰く、12月と1月で写真を撮ったら、大分伸びていて、1ヵ月に約2.5cmは伸びていたんじゃないか、という応えに観客は驚いていた。
MCが撮影時のエピソードを尋ねると、ある日の撮影後、ダスティンが先に現場を出ていたが、キャシー・ベイツからランチに誘われ、彼女の黒いSUV車に乗って「シェイクシャック(ハンバーガー店)」に行ったときに、なんとダスティンがその店に前のりしていたそう。彼はハイテンションで皆に御馳走してくれて、更に「僕は今4個目のハンバーガーだけど、みんなは2個目のハンバーガーやシェイクを頼まなくていいのかい?」とノリノリでもてなした、と笑い交じりにギャレットは語った。
最後に、ギャレットは「この場にいられて本当に嬉しい。(日本語で)アリガト!」と再び叫び、監督は「一生懸命モノ作りをしたので、世の中にいろいろある中で本作を心に留めていただけたら嬉しいです」と歓声の中、幕を閉じた。
(オフィシャル素材提供)
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