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2015-05-02 更新
篠原信一、バンビーノ(石山大輔、藤田裕樹)
配給:ワーナー・ブラザーズ映画
新宿ピカデリーほか全国ロードショー中
© 2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED
本作はウィル・スミス扮するすご腕詐欺師・ニッキーとその弟子の女詐欺師が視線(フォーカス)を操り、世界の大富豪を相手にだまし合いを繰り広げるさまを描いたクライムサスペンス。監督・脚本は、『ラブ・アゲイン』など のグレン・フィカーラとジョン・レクア。
最初に、バンビーノの石山が謎のかけ声を発しながら、動物に扮した藤田をヘッド ロック(ニーブラ)で捕まえるという人気ネタ“ダンソン”の「フォーカス」バージョンを披露しながら登場したが、いつの間にか動物役の藤田が消え、柔道家の篠原信一が現れて石山はびっくり。これは藤田と篠原が仕組んだドッキリで、篠原の登場は石山に知らされていなかった。すぐさま篠原は「ダンソン!」と歌いながら石山に近づき 「ニーブラ!」と叫びながらヘッドロックをキメた。石山は「どういうこと? 動物よりデカいのが来た! ニーブラがバラエティの強さじゃない!」とパニック状態で、会場は笑いに包まれた。
この日、主演のスミスをイメージしたという毛皮のロングコートを着た姿で登場した篠原はドッキリの成功にドヤ顔。「僕はウィル・スミスの大ファンなので、今日は『フォーカス』の彼をイメージしてこの格好にしました」と暑さに耐えながら話す。藤田から「さっき映画を観たけど、スミスは全くこんな格好していませんでしたよ」。石山からも「まるで『ゴッドファーザー』じゃないですか」とツッコミを入れられ、篠原は、「確かに全然違うな」とぼやいてみせ、会場に笑いを誘った。
騙し合いが見どころの本作。篠原は「奥さんにしょっちゅう騙されている」と明かす。夫婦で買い物に行ったときレジでならんでいると、奥さんが『あれを買うのを忘れた!』と言って、どこかに行ってしまうんです。それで結局いつも僕がお金を払う羽目になるんですよ。女詐欺師みたいなもんですね」と苦笑い。
作品については「最高! 美人の詐欺師も出てきて、サービスショットもある。デートムービーにもぴったりです!」と篠原。バンビーノも「本物のスリが演技指導している。防ぎようが無いテクニックに感心した。スリル溢れる作品でした!」と絶賛していた。
女詐欺師役は『ウルフ・オブ・ウォールストリート』などのマーゴット・ロビーが演じている。スリのプロとして有名なアポロ・ロビンスが演出した、詐欺師たちの巧妙な手さばきも見どころ。
(取材・文・写真:Sachiko Fukuzumi)
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