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2015-04-25 更新
英題:A Girl at My Doorカンヌ国際映画祭 「ある視点」部門に、オリジナル脚本のデビュー作で選ばれるという偉業を成し遂げたチョン・ジュリ監督。女性監督ならではのきめ細やかな描写でリアルに物語を紡ぎだし、社会の闇を静謐ながら緊張感あふれる演出で浮き彫りにする。
出演は韓国の観客動員記録を塗り替えた大ヒット映画『グエムル-漢江の怪物-』、日本映画『空気人形』、そしてウォシャウスキー姉弟の『クラウド アトラス』で、ハリウッドデビューを果たしたペ・ドゥナ。脚本を受けとった3時間後には出演を快諾し、2年ぶりに韓国映画への復帰を果たす。
共演は『冬の小鳥』『アジョシ』で、その確かな演技力が高く評価されているキム・セロン。複雑な役柄のため一度は辞退するも、「500人の子役をオーディションしても決められなかった」という監督から、再度ラブコールを受け出演を決意した。また脚本に惚れ込んだ『オアシス』などの巨匠イ・チャンドン監督が、自ら申し出てプロデューサーを努めている。奇跡のような巡りあわせが、この力強い傑作を誕生させた。
海辺の村に赴任してきた警官のヨンナム(ぺ・ドゥナ)は、少女ドヒ(キム・セロン)と出会う。ドヒは血のつながりのない継父ヨンハ(ソン・セビョク)と暮らし、日常的に暴力を受けている。
村全体が暴力を容認しているなか、ひとり立ち向かっていくヨンナムは、ドヒを守ってくれる唯一の大人だった。ヨンナムも少女の笑顔に癒されてゆくが、やがて激しく自分に執着するようになったドヒの存在に少し戸惑いを憶える。
ある日、偶然にもヨンハはヨンナムの秘密を知り、社会的に破滅へと追い込んでゆく。ヨンナムを守るためドヒはひとつの決断をするが……。
(2014年、韓国、上映時間:119分)
キャスト&スタッフ
監督:チョン・ジュリ
プロデューサー:イ・チャンドン
出演:ぺ・ドゥナ、キム・セロン、ソン・セビョクほか
配給
CJ Entertainment Japan
5/1(金)よりユーロスペース、新宿武蔵野館(レイトショー)他全国順次公開!
オフィシャルサイト
www.watashinosyoujyo.com