このサイトをご覧になるには、Windows Media Playerが必要です。
Windows Media Playerをダウンロードする
2015-04-10 更新
松田龍平、阿部サダヲ、二階堂ふみ、西田敏行、松尾スズキ監督
配給:キノフィルムズ
新宿ピカデリー他にて、大ヒット上映中!
© 2015 いがらしみきお・小学館/『ジヌよさらば~かむろば村へ~』製作委員会
監督・松尾スズキ、主演・松田龍平が『恋の門』以来10年ぶりのタッグを組んだ話題の映画『ジヌよさらば~かむろば村へ~』が4月4日(土)に新宿ピカデリーほか全国133館で公開初日を迎え、松尾スズキ監督をはじめ、松田龍平、阿部サダヲ、二階堂ふみ、西田敏行という濃いぃ面々が登壇した舞台挨拶が行われた。
満席となった場内は幅広い年代の人々が訪れ、いち早く作品を鑑賞しようと思った映画ファンや、キャストファンの熱気であふれていた。本編さながら終始笑いの絶えない大盛り上がりの舞台挨拶となった。
松田龍平: 今日はお越しいただきましてありがとうございます。無事初日を迎えられて幸せです。
阿部サダヲ: 映画を観ていただいた後に舞台挨拶するのは初めての機会なので緊張します。皆さん面白かったですか??(会場から盛大な拍手)良かったです! よろしくお願いします。
二階堂ふみ: 今日はありがとうございます。短い時間ですが舞台挨拶も楽しんで下さい。
西田敏行: ようこそ! ジヌ(お金)よさらばという映画ですが、有料でお越しいただくお客様大好きです!
松尾スズキ監督: キャスト、スタッフの努力のおかげで撮影から約1年、公開にこぎつけました。阿部くんが聞いたけれどもう一度、皆さんいかがでしたか??(会場から再度盛大な拍手)良かったです。
MC: それでは皆さんにお話を聞いていきたいと思います。松尾監督、原作オリジナルのもの、映画ならではのものとたくさん笑いのシーンが登場しますが、苦労されましたか? またお気に入りのシーンがあれば教えてください。
松尾スズキ監督: 特に苦労という感じは無かったですね。いがらしさんの原作があって、シナリオに起こしていく時にいがらしさんが頭の中におりてきて、体の中でろ過して出てきた感じです。とても自然な感じで出てきました。三谷幸喜さんのポスターが出てくる下りは好きですね。全く必要の無いシーン(笑)。
MC: 松田さん、監督の演出はいかがでしたか?
松田龍平: 言葉じゃ伝わらない動きのところを、演じてみてくださるのですが、動きが独特でマネできないんですよ。
松尾スズキ監督: いかにもコメディをやっている人がやっても面白くないけど、松田君だから面白いだろうなと思って率先してやってもらいました。
MC: 阿部さんの役も独特でしたが、演じられていかがでしたか。
阿部サダヲ: そうですね、良い具合に太れました。ロケ中は西田さんによくごちそうしてもらいました。
西田敏行: 金はあるんです(笑)。
阿部サダヲ: 監督の思いつきで川に落ちたりする大変なシーンが追加されるんですよ。安全面も怪しいのに、阿部ならいいだろうって。
松尾スズキ監督: いやいや、阿部ならいいだろうじゃかくて阿部なら出来るだろうということですよ(笑)。
MC: 二階堂さんも留学中にこのお話が来て、日本に戻ってきたとお伺いしましたが、どこにひかれましたか。
二階堂ふみ: 今まで、血を吐いたり血を出させたりと色々な役をやらせていただきましたが、少年マンガ誌の後ろのほうにあるちょっとお色気マンガっぽい役柄が良いなと思いました。
MC: 西田さんも存在感がすごいですが、いかがでしたか。
西田敏行: なんといっても神様ですからね。でも普段の生活も神様っぽいから大丈夫です(笑)。
MC: それでは皆さんに同じ質問をさせていただきます。劇中で松田龍平さん演じるタケがお金恐怖症ですが、皆さんにこの世で一番苦手なものを教えていただきたいと思います。
松尾スズキ監督: 買い物が苦手ですね。大きなディスカウントストアに行くと混乱して自分を見失っちゃうんですけど、つい入っちゃうんです。
松田龍平: 僕は虫ですね。ゲジゲジとか、ムカデとか蛾も苦手です。別の現場で顔くらいあるんじゃないかと思うくらいの大きな蛾が、撮影のライトに集まってくるのでたくさんぶつかって来て死ぬかと思いました。
二階堂ふみ: 排水溝にたまる髪の毛ですね。昔から苦手なんですけど、こまめに取らないとつまっちゃうから……と思うんですけど、一時間位へこんじゃいます。
阿部サダヲ: 俺も蛾でいいですか。昔小っちゃいやつが耳の中に入っちゃってバタバタバタって、何時間か取れなくなっちゃったんですよ。結局お母さんに取ってもらったんですけど、高2の冬に泣いちゃいました。
西田敏行: 膝にたまった水です、辛いです!
MC: ここで今まで地方キャンペーンの一貫として行っていたわらしべキャンペーン最終地として、ここ新宿ピカデリーで最後の物々交換をしたいと思います。どんなものだと嬉しいですか?
松田龍平: 実用的なものが良いです。
松尾スズキ監督: 金券ショップで換金できると良いです(笑)。
※ここで劇場スタッフが登場し、宮島しゃもじと劇場鑑賞券を交換。
MC: いかがでしたか。
松田龍平: 願ったり叶ったりです。
MC: 監督、換金しないでくださいね! それでは最後に映画をご覧になった方々、そしてこれからご覧になられる方々へ一言ずつご挨拶をお願いいたします。
松尾スズキ監督: 公開までいろいろとやって来ましたが、映画は観られてナンボです。いろいろな方に観ていただきたいので、気に入っていただけましたら、周りの人に広めてください。よろしくお願いします。
松田龍平: 今日は本当にありがとうございます。作品を観て笑っていただければ嬉しいです。観ていない人に伝えて下さい。
(オフィシャル素材提供)
関連記事