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2015-01-13 更新
『リンダ リンダ リンダ』『苦役列車』『もらとりあむタマ子』など、オリジナリティ溢れる青春を描くことに定評のある山下敦弘監督が、今回初めて大阪を舞台に、音楽をふんだんに使った人間ドラマを描く。
山下監督のもと、才能を爆発させ圧倒的な魅力を放つのは、渋谷すばる。俳優として高く評価されながらも、〈歌い手〉であることにこだわり続けてきた彼は、本作で「歌しか記憶がない男」というキャラクターと出会い、満を持して主演に挑む。
共演するのは、『ヒミズ』『私の男』などの出演作で国内外問わず高い評価を受け、弱冠二十歳にして日本映画界に欠かせない女優となった二階堂ふみ。渋谷演じる記憶喪失の男を拾って‘ポチ男’と名付け、自分の家に住まわせる逞しくも一風変わったヒロイン・カスミ役を演じ、唯一無二の存在感を放つ。
脇を固めるのは、大阪や音楽に縁の深い赤犬や鈴木紗理奈、さらに天竺鼠の川原克己など、バラエティに富んだ面々。
観る者、聴く者の心を掴んで離さない、新たなる化学反応エンタテインメントがここに誕生した!
大阪。広場で行われていたバンド【赤犬】のライブに、ふらふらと現れた男(渋谷すばる)。マイクを奪い、声を放つや、会場は水をうったように静まりかえる。圧巻の歌声! そのまま気を失った男だったが、目を覚ますと自分のことを何も覚えていないという。
記憶喪失。傷だらけの顔。その正体と歌声に興味を持った【赤犬】マネージャーのカスミ(二階堂ふみ)は、彼を“ポチ男”と名付け、祖父と暮らす自分の家に住まわせながら、バンドのボーカルに迎えようとする。
しかし、フラッシュバックで少しずつポチ男の記憶が蘇る―「俺は、危険かもしれない」。それぞれの中で止まっていた時間が、また動き始める。
(2015年、日本、上映時間:103分)
キャスト&スタッフ
監督:山下敦弘
脚本:菅野友恵
主題歌:渋谷すばる「記憶」「ココロオドレバ」(インフィニティ・レコーズ)
出演:渋谷すばる、二階堂ふみ、鈴木紗理奈、川原克己(天竺鼠)、松岡依都美、宇野祥平、松澤 匠、野口貴史、康すおん、赤犬ほか
配給
ギャガ
2月14日(土)より、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ ほか全国ロードショー
オフィシャルサイト
misono.gaga.co.jp
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