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2014-11-16 更新
中井貴一、波瑠、柳葉敏郎、工藤阿須加、重松 清
配給:東映
2015年1月17日(土) 全国ロードショー
© 重松清/集英社
© 2015「アゲイン」製作委員会
重松 清原作、再び夢を追う不器用な父親たちを描いた映画『アゲイン 28年目の甲子園』が来年1月17日より全国公開となる。永遠の聖地甲子園球場でキャッチボール&会見に中井貴一、波瑠、柳葉敏郎、工藤阿須加が参加した。
11月16日(日)に開催された、この映画のモチーフでもある「マスターズ甲子園」大会試合終了後に行われる、試合に出場した選手がそれぞれの<大切な人>とキャッチボールを行う【甲子園キャッチボール】に、今年は映画の主要キャストが参加。また、甲子園キャッチボールイベント時に、本作の主題歌である浜田省吾の「夢のつづき」が全曲初お披露目となった。大会の開催を祝うかのような快晴に恵まれ、本年で10回目をむかえたマスターズ甲子園。前日から続く激闘の後、毎年恒例の「甲子園キャッチボール」に、『アゲイン 28年目の甲子園』のキャストである中井貴一、波瑠、柳葉敏郎、工藤阿須加の4名が登場した。
いくつかにグループ分けされた最終ブロックに登場した4人は、すべての高校球児たちの憧れの地である阪神甲子園球場の土の上で、一般の参加者らとともに約7分間心地よい汗を流した。
4人がキャッチボールをしている間のBGMとして、作品の主題歌である浜田省吾の新曲「夢のつづき」が、全曲解禁となった。この新曲のCDジャケットに写っているキャッチャーミットを、実際に中井さんが使用していた。
キャッチボール終了後、グラウンドの上で4人のインタビューが行われ、司会者からキャッチボールの感想を聞かれると、キャストは以下のように答えた。
中井貴一: 学生時代自分はずっとテニスをやっていたので、甲子園球場自体に思い入れは無かったんです。しかし昨年、この作品の撮影で実際に甲子園球場のグラウンドに立つと、共演役者陣が全員感動で涙を流していたのを見て、甲子園の偉大さが分かりました。自分はこの「マスターズ甲子園」という大会を知らなかったのですが、本当に素晴らしい大会なので今後この作品を通じて広まってくれると良いなと持っています。
波瑠: 私も昨年甲子園を訪れ、大会ボランティア・スタッフの皆さんの頑張る姿がとても印象に残っています。
工藤阿須加: 実は生まれてから今まで野球をしたことがありませんでしたが、今回、この作品に出演し大好きになりました。興奮しながら芝居をすることができました。
柳葉敏郎: (フルテンションで観客に向かって)こんにちは!! 聖地・甲子園球場最高です! この場所は日本人にとって特別な場所。日本の文化ともいえると思う。今回甲子園キャッチボールを経験させてもらって、改めて映画を通じてマスターズ甲子園のよさを皆さんに知っていただければと思います。
その後、閉会式が行われ、4人は本日の出場校全選手らとともに「栄光は君に輝く」を斉唱した。
最後に場所を室内練習場に移し、囲み取材を行った。そこには、なんと今大会の公式応援団長であり、映画の原作者でもある重松 清さんの姿もあった。
作品について聞かれた重松は「必死に毎日生きている人たちが、もう一度何かに夢中になって頑張っている姿を見て欲しい。そんな思いで本を書きました。実際に私も作品を見て泣きました。おじさんおばさん世代、反発することもある若者世代、双方が分かり合える時間はあると思っている。私たちの世代で中井さん、柳葉さんは大スター。オヤジの手本を見せてくれて嬉しいです」と語った。
同じ質問にキャスト陣も以下のように答えた。
中井貴一: 甲子園を生で見て、一番感動したのは必死に応援するブラスバンド部の姿。マスターズ甲子園は野球の大会ではなく、“想い”の大会であると思います。それを観客に伝えられるよう、一生懸命演じました。
波瑠: 正直、最初は不安で一杯でした。中井さんや柳葉さんのお相手が私で務まるのだろうか?と。皆さんに必死でついてゆくだけでした。今では大変価値のある時間を過ごせたと思っています。
工藤阿須加: 野球をやったことが無いんじゃないかと思われるのがイヤだったので、多いときで一日500回~1000回素振りの練習をしました。僕たちのような世代にもきっと共感してもらえると思うので、作品の家族愛の部分を見て欲しいです。
柳葉敏郎: 私がこの作品を引き受けた理由は2つあって、1つは野球ができるから。もう1つは、中井貴一と一緒に仕事ができるから。この2つだけで達成感のある仕事ができるかなと思った。実際、今は達成感で満ち溢れています。これから一歩を踏み出す人の参考になると思っています。
最後に、中井、柳葉、工藤全員がテニス経験者であることに因み、前日行われた錦織圭選手の試合について聞かれると中井が「錦織選手は絶対勝てると思っていたので残念です。でも、本当に頑張っていました」と答えると、柳葉さんも工藤さんもウンウンとうなずく場面もあった。
(オフィシャル素材提供)
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