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2014-11-14 更新
ベストセラー作家・宮部みゆきが、構想15年、執筆に9年を費やした、作家生活25年の集大成にして最高傑作と謳われているミステリー巨編「ソロモンの偽証」を、日本アカデミー賞ほか、国内主要映画賞を30冠受賞した、成島 出監督をはじめとする『八日目の蟬』チームが再結集し、完全映画化。
男子生徒の謎の転落死をきっかけに、次々と起こる不可解な事件。その死は、平穏を装っていた人々の眠れる悪意を呼び覚まし、やがて次なる悲劇を引き寄せる。混乱する生徒たち、揺らぐ警察の捜査、保身に走る教師、騒ぎ立てるマスコミ、そして世間体を気にする大人たち……。賢い者が、権力を持つ者が、そして、正しいことをしようとする者が、嘘をついている。なぜ? どうして? いったい誰が? 何のために? 校内裁判の果てに、彼らが目撃した驚愕の真実とは――。
演じるのは、1万人にも及ぶ候補者の中から、1年強に渡る選考、研修期間を経て選ばれた新鋭33人。有名無名、演技経験の有り無しに関わらず、まさに本作に登場する人物を演じるにふさわしい選りすぐりの“14歳”が集結した。共演は、佐々木蔵之介、夏川結衣、永作博美、小日向文世、黒木 華、尾野真千子ら日本を代表する豪華俳優陣。子供たちの真っ新な演技と、大人たちの成熟した演技とのぶつかり合いが、スクリーンに想像を絶する化学反応を引き起こす。
登場人物の心理を炙り出す緻密な演出力と、圧倒的な構成力。不可解な謎の数々を「校内裁判」で明らかにするという、未だかつてない大胆な設定の中、さらには、いじめや自殺、学校問題、マスコミ報道、家庭内暴力、教育に悩む保護者たち、現代が抱える様々な社会問題に一石を投じる本作。先の読めない展開と幾重にも重なり合う人々の【嘘】に翻弄され、やがて衝撃の真実に辿り着いた時、あなたの心はその【真実】に激しく揺さぶられることだろう。
ストーリークリスマスの朝、雪の校庭に転落死した男子生徒。警察は自殺と判断したが、殺人の目撃者を名乗る告発状が学校に届く。
告発された容疑者はクラスメート。過熱するマスコミ報道、無力な学校と親、新たな殺人計画、そして犠牲者がひとり、また一人。
もう大人たちに任せてはおけない。
隠された真実を暴くため、学校内裁判が開廷される―――。
(2015年、日本)
キャスト&スタッフ
監督:成島 出
原作:宮部みゆき「ソロモンの偽証」(新潮文庫刊)
脚本:真辺克彦
出演:藤野涼子、板垣瑞生、石井杏奈、清水尋也、富田望生、前田航基、望月 歩、西畑澪花、若林時英、西村成忠、加藤幹夫、石川新太、佐々木蔵之介、夏川結衣、永作博美、黒木 華、田畑智子、松重 豊、小日向文世、尾野真千子ほか
配給
松竹
2015年3月7日(土) 前篇・事件 4月11日(土) 後篇・裁判 2部作拡大公開
オフィシャルサイト
www.solomon-movie.jp
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