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2014-11-04 更新
ティム・バートン監督
配給:ギャガ
2015年1月 TOHOシネマズ 有楽座他全国ロードショー
© Big Eyes SPV, LLC. All Rights Reserved.
これまで数多くのファンタジックな世界を生み出してきたティム・バートン監督が、新たに挑戦したのは“仰天の実話”! 60年代のアメリカ、ポップア―ト全盛期に衝撃を与えた、<ビッグ・アイズ>シリーズを巡って、実在の画家マーガレット・キーンとその夫ウォルターが引き起こした一大スキャンダルの行方を描いている。自らも〈ビッグ・アイズ〉シリーズを愛し、コレクターでもあるティム・バートンによる、これまでに見たことのない興奮と驚きがつまった物語が誕生した!
この度、第27回東京国際映画祭にて『ビッグ・アイズ』のスペシャル・プレゼンテーションが実施され、バートン監督が登壇した。
イベント当日の先着受付だったにも関わらず満席となった会場の観客200名以上、そして取材陣50名が待ちわびる中、本作の初の映像となる海外トレーラーの上映からイベントがスタート。映像の上映を終えると、SAMURAI賞受賞直後のティム・バートン監督が会場に登場し、ファンから歓声が上がった。
温かい歓迎に監督は笑顔を見せ、「私は何年も何年も日本に来ていますが、毎回楽しませていただける、大好きな場所です。明日から私の展覧会が始まりますが、『ビッグ・アイズ』はもうすぐ完成なんです。今日は本編を観てもらえなくてごめんなさい。でもこんなにたくさん集まってくれてありがとう!」と挨拶。さらにSAMURAI賞受賞の心境と問われると「今日は僕のラッキーデーだ! ハロウィンだしね!」と大喜びしているようだった。
バートン監督は、今回この実話を題材にした理由について「この<ビッグ・アイズ>アートは、僕が子供の頃には街にあふれていたんです。近所の家や歯医者の待合室なんかにね、とにかく街中にありました。その頃から不思議な絵だと感じていたんです。まるでじっと見つめられているような強いインパクトがあって、ずっと興味を持っていました」と、<ビッグ・アイズ>の思い出を語り、さらに「この映画にその子供時代の思いは入っていません。当時はキーン夫妻のことを知りませんでしたからね。最近になってマーガレットとウォルターの奇妙な関係を知って、ぜひ映画化したいと思ったんです。私にとって実話を描くのは『エド・ウッド』以来ですね!」と本作に込めた思いを明かした。
また、実在の人物を演じることとなったエイミー・アダムスとクリストフ・ヴァルツについて、「素晴らしい俳優2人と仕事が出来て、とても嬉しいです。俳優はもちろん、デザイナーなど、様々なクリエイターたちとコラボレーションするのはとても楽しいことですから! この作品は何より演技が大切で、エイミーとクリストフのような演技派の二人が参加してくれたことをとても嬉しく思っています」と二人を称賛。
最後に監督は「一言だけ言わせてください、ハッピー・ハロウィーン!! そして今夜をどうぞ楽しんでください」と、ファンにメッセージ! 最後は投げキッスを贈り、会場を後にした。
(オフィシャル素材提供)
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