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2014-10-30 更新
カイル・キャトレット、ジャン=ピエール・ジュネ監督、鈴木 福
配給:ギャガ
11月15日(土) シネスイッチ銀座、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー(3D/2D)
© ÉPITHÈTE FILMS – TAPIOCA FILMS – FILMARTO - GAUMONT - FRANCE 2 CINÉMA
フランス本国と日本で驚異の大ヒットを記録、観る者すべてを幸せにした『アメリ』のジャン=ピエール・ジュネ監督待望の最新作『天才スピヴェット』。
10月23日(木)~31日(金)まで開催中の第27回東京国際映画祭で特別招待作品に選ばれた本作の上映に合わせて、ジャン=ピエール・ジュネ監督と共に主演を務めた天才子役カイル・キャトレットくんが来日、公式上映の前に舞台挨拶が行われた。また、特別ゲストとして日本の天才子役・鈴木 福くんが二人の来日を祝し、会場に駆けつけた!
ジャン=ピエール・ジュネ監督と自身が演じたスピヴェットの格好である燕尾服を着用し、髪はオールバックでキメたカイルくんが登場すると、会場は歓声に包まれ、カイルくんの可愛らしい姿には「かわいいい~!」という声が挙がった。主人公の10歳の天才少年を演じるカイルくんは、6ヵ国語を操り、3年連続「総合格闘技の世界チャンピオン」の顔も持つ、正真正銘の天才少年! この日は、その6ヵ国語を使い分けた、華麗なる自己紹介を披露した。
また、スピヴェットと同い歳の10歳の日本の天才子役代表として、二人の来日祝いに駆け付けた鈴木 福くんは、カイルくんと同じ、燕尾服姿&オールバックヘアーで登場! カイルくんは、自身が得意とするかカンフーも披露し、更なる天才ぶりをアピール、一方の福くんもカイルくんに特技のけん玉を披露。可愛らしい“天才子役対決”に会場からは歓声と拍手が送られた。
ジュネ監督は、二人の天才子役を前にイマジネーションが駆り立てられたようで、次回作は二人がけん玉とヌンチャクで闘う映画をつくると約束! 福くんの世界デビューを予感させると共に、天才子役二人の可愛らしさ、そしてジュネ監督の映画さながらの小粋でエスプリの聞いたトークに会場は大いに盛り上がった。
【トーク内容】
MC: 本日は第27回東京国際映画祭 特別招待作品『天才スピヴェット』上映にようこそお越し下さいました。それでは、本日のゲストに登場していただきましょう!
<ジャン=ピエール・ジュネ監督、カイル・キャトレットくんが登場>
ジャン=ピエール・ジュネ監督: 日本でこうやって上映できるのがとても嬉しいです。日本に私のファンが何名かいることは知ってるよ(笑)。僕はモンマルトルのカフェの近くに住んでいるんだ。なぜならば、日本人がこのカフェにあるものを食べにくるから! 『アメリ』のポスターが貼ってあるんだけど、僕が座っていると邪魔って言われることもあるんだ(笑)。
カイルは、見ての通りちょっと小さい。映画内ではアクションシーンがいくつかあるんだけど、スタントは全部自分でこなした。しかし、タフで疲れたとは決して言わないし、真の意味で俳優なんだよ!
カイルくん、「僕はカイル・キャトレットです」を、英語・ロシア語・北京語・スペイン語・フランス語・日本語で披露! 会場から歓声が!
MC: 6ヵ国語ですが!? すごいですね! それでは、ジュネ監督に質問です。本作は原作を気に入られて、映画化を決めたそうですが、ご自身初の3D作品となります。なぜ、本作を3Dで撮ろうと思ったのですか?
ジャン=ピエール・ジュネ監督: 子供の頃、ビューマスターという3D映像がみれるおもちゃが好きだったんだ。実はこの作品の脚本は元々3Dで撮るという前提だったし、実際とても合っていると思う。今日は端のほうの席にもたくさんお客さんが座っているけど、3Dの効果というのは本来真ん中で得られるものだから、本当の効果が得られないかも……だから、ぜひもう一度真ん中で観てほしいな!
MC: カイルくんは今回ジュネ監督の作品に出演されてみていかがでしたか?
カイルくん: 楽しかったです! 素晴らしい監督です!
ジャン=ピエール・ジュネ監督: サンセバスチャン映画祭では、“世界一の監督”って言ってくれたじゃないか!(会場、笑い)
MC: さて、ここで本日は更にスペシャルゲストが駆けつけてくれました。日本を代表する天才子役といえばこの方、鈴木 福くんです!
<燕尾服にオールバックスタイルで鈴木 福くん登場! 花束をジュネ監督とカイル君に手渡す。>
MC: 福くん、ようこそいらっしゃいました。福くんは現在10歳ということで、スピヴェットくんとまさに同い年、まさに天才子役同士でありますね。一言ご挨拶をお願いします。
福くん: こんにちは、鈴木 福です。本日はこんな素敵な場所に呼んでいただき、とても嬉しく思っています。映画の天才スピヴェットくんをイメージした格好できました。よろしくお願いします!
ジャン=ピエール・ジュネ監督: 映画は気に入った?
福くん: はい、とても面白かったです! カイルくんはアクション・シーンもかっこよかったし、映画初出演とは思えないくらい演技が上手でした。
カイルくん: (日本語で)ありがとうございます!
MC: 天才子役が二人そろったところで、さらなる天才ぶりを披露していただきます! カイルくんは、7歳以下の武道選手権で3年連続チャンピオンになったそうですね。是非、武術をここで披露いただけますか?
<カイル君、見事なカンフー(剣、ヌンチャクなど)を披露! 会場からは歓声と拍手が!>
MC: 素晴らしいですね! 拍手をお願いします! 福くん、カイルくんのカンフーはいかがでしたか?
福くん: すごいですね。さすが世界チャンピオンだと思いました。かっこよかったです!
MC: では、今度はお返しに今、福くんがハマっている、学校で流行っているというけん玉を披露いただきます!
<福くん、けん玉を披露! いつくかの技を見事に成功させるも、大技である“野球”という技がなかなか決められず……失敗に終わる。>
福くん: かっこいい姿をみせることができなくて……負けちゃいました……。すごく緊張しまくってヤバイです……。
カイルくん: よかったよ!
MC: ジュネ監督は二人の特技はいかがでしたか?
ジャン=ピエール・ジュネ監督: 今度ケン玉少年の役を書くよ! ヌンチャクとケン玉で闘う映画をね!
MC: それでは最後に、これから観る観客の方にメッセージをお願します。
ジャン=ピエール・ジュネ監督: アメリカの専門誌が、「最高の3D映画」と書いてくれました。私も賛成です(笑)。3D映画なので、ぜひ真ん中の席で観てください!
カイルくん: 今日はありがとうござます! ぜひ楽しんでください!
福くん: 驚きと発見のつまったおもちゃ箱のような映画です! 若い人からお年寄りまで楽しめると思いますので、ぜひ観てください!
(オフィシャル素材提供)
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