インタビュー・記者会見等、映画の“いま”をリポート!

Cinema Factory

Cinema Flash





広告募集中

このサイトをご覧になるには、Windows Media Playerが必要です。
Windows Madia Player ダウンロード
Windows Media Playerをダウンロードする

記者会見

トップページ > 記者会見 > 『オール・ユー・ニード・イズ・キル』来日記者会見

『オール・ユー・ニード・イズ・キル』来日記者会見

2014-07-05 更新

トム・クルーズ、ダグ・ライマン監督、アーウィン・ストフ(プロデューサー)

オール・ユー・ニード・イズ・キルedgeoftomorrow

配給:ワーナー・ブラザース映画
大ヒット上映中
© 2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS(BMI)LIMITED

 映画『オール・ユー・ニード・イ ズ・キル』の来日記者会見が都内で行われ、主演のトム・クルーズ、ダグ・ライマン監督、プロデューサーのアーウィン・ストフが出席して映画について熱く語った。

 本作は、作家・桜坂洋のライトノベルを映画化したSFアクション。近未来の地球を舞台に、同じ1日を繰り返し生きる、“タイムループ”の世界にはまりこんでしまった一人の兵士が未知の侵略者に立ち向かいながら、愛する人を守り抜こうとする姿を描く。

edgeoftomorrow 今作のキャンペーンで来日し、大阪、福岡、東京と、1360キロにも及ぶ熱烈キャンペーンに奔走したトム。「今回のことは一生、忘れない。それぐらい印象深い経験をした」と感激の面持ち。弾丸ツアーを敢行したトムに「疲れていませんかか?」という声が上がると、トムは「ノー。確かに寝ていないけど、疲れていないよ。むしろみんなから元気をもらったよ」と爽やかな笑顔で応えた。

 作品についてトムは「この映画は日本のために作ったんだ」と日本への愛をたっぷりにコメント。続けて「本当に独創的な物語だ。できる限り最高の物語を作ろうと思った。たくさんのスタッフがベストを尽くすために集結してくれた。彼らの知識、芸術性、才能が一つになって素晴らしい映画になった」と自信たっぷりに語った。

edgeoftomorrow 本作で、トムが扮するウィリアム・ケイジ少佐は、不可解なタイムループの世界にいて、何度も戦闘と戦死を繰り返していく。ダグ・ライマン監督も「主人公のトムが、映画が始まって10分で死んでしまう。そこにいちばん興奮した。最初の10分間でこれまで見たことのないトム・クルーズを見ることができるよ」とアピールした。さらにライマン監督は「トムは日本の観客をすごく愛しているんだ。映画を制作している最中も、このシーンは日本ではどう受け取られるだろう、このユーモアは伝わるのだろうか、肝心のビジュアルを見逃さないように、字幕のタイミングに細心の注意を払ったりと、常に日本の観客を意識していたんだ」とトムの日本への溢れる愛を明かした。

edgeoftomorrow トムは、「ダグはキャラクターのディテールをすくいあげる名手。この素材をダグとやることに意義があった」と監督を称賛し、「この映画を作る前に、3人で約束を交わしたんだ」とライマン監督とプロデューサーのストフに目を向けたトム。「自分自身にチャレンジしよう、できる限り最高の映画を作ろう、野心的に行こうじゃないかってね。全ての人が同じ目的のためにベストを尽くして集結した。心高ぶる経験であり、感動的なことだった」とがっちり組んだチームワークに満足の表情。

edgeoftomorrow また、特殊部隊の女性兵士リタ役を演じたエミリー・ブラントのアクションにも注目が集まる。トムは、「女性からあんなに銃で撃たれたのは初めて」と冗談を交えながら、「彼女の作品は全て観ているよ。エミリーはドラマからコメディまでこなせる振り幅の大きな才能あふれる女優。技術がすごいし、とても知的だ。強いし、人間的でチャーミング。あの機動スーツはまるで冷蔵庫を担いでいるかのような重さがあるけれど、彼女はとてもタフで厳しい訓練にも耐えた。でも現場で『大丈夫?』って聞いてみたら、涙目になって『とても重い』って本音をこぼしていたよ(笑)」とエピソードを披露した。

 最後にトムは「今回は素晴らしい旅だった。昨日のことは本当に忘れられない。我々はすぐに日本を立つけれど、これはさよならではありません。 またすぐに会いましょう」と満面の笑みで再会を約束した。

ファクトリー・ティータイム

 1日で大阪、福岡、東京と三大都市を弾丸で回るなんて早業はトムにしか出来ない。正真正銘のハリウッドNO.1スターだと改めて納得。それに日本を愛するトムはなんと20回目の来日。なんとも嬉しい限りである。

(取材・文・写真:福住佐知子)



関連記事

Page Top