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日中合作ドラマ「料理人ワタナベ」製作発表会見

2018-10-25 更新

池内博之、岸谷五朗、尚語賢、門馬直人監督ほか

料理人ワタナベwatanabe
© 2019「料理人ワタナベ」製作委員会

 10月23日(火)、TRAVEL HUB MIX にて、日中合作ドラマ「料理人ワタナベ」の製作発表会見が開かれ、主演の池内博之、共演者の岸谷五朗と尚語賢、門馬直人監督が登壇した。

 主演には、映画『イップ・マン 序章』(08、香港)、『マンハント』(18、中国)などに出演し、国際的に注目され中国でも絶大な人気を誇る池内博之が決定。共演するのは、1994年に演劇ユニット「地球ゴージャス」を結成し、舞台公演に出演の他、企画・脚本・演出を手掛け、また、現在放送中の連続ドラマ『天 天和通りの快男児』でも主演を務めるなど、舞台・映画・ドラマなど多方面において独自の存在感を見せる岸谷五朗。また、ヒロインには、世界興収5億ドルを突破した大ヒット中国映画「Detective Chinatown 2 (邦題:僕はチャイナタウンの名探偵2)」(2018)にて妻夫木聡との共演も話題となった中国の新進気 鋭の若手女優・尚語賢(シャン・ユーシエン)が抜擢された。

 撮影は2019年1月より開始し、2019年春より、世界配信を予定している。(配信プラットホームは後日発表となる。)


 製作発表会見では、主演の池内が「逃走する天才料理人ワタナベを演じる池内博之です。この作品は、“サスペンス風コメディ・グルメ旅番組ドラマ”みたいな、今までにない作品になるかと思います。とても面白い脚本になっています。ぜひたくさんの方々にこの作品を見ていただけたらいいなと思っています」と本作の魅力を交え挨拶をすると、岸谷も「とっても変わっていてキュートで新しい、非常に魅力的なドラマがこれから生まれる予感がします。僕も19歳から芝居をやってきていますが、こんな企画は初めてです。とても楽しい作品を作れそうです」と本作への期待に胸を膨らませた。

 本作では、天才料理人を演じる池内だが、普段から料理をするとのことで、「基本的に鶏料理が好きです。体を維持するのに鶏って良いじゃないですか。まとめて煮込んで、冷蔵庫に入れて、スープと分けて、そこからバンバンジーを作ったり、鶏のソテーを作ったり、タコスを作ったりとか。そういうのを趣味というか好きでやっています」とプライベートでの料理へのこだわりを明かし,様々なロケ地を巡る本作で特に楽しみな食材や料理はと問われると「一番気になるのは“カニ”ですね。」とコメント。また、役作りについては「どこかのタイミングで料理教室に行きたい(笑)。一番やりたいのは、“目を閉じて千切り”です。実は、脚本にもあるんですが、本当にできるのかな、リアルにできたらすごいなと。行き着くところは“目を閉じて千切り”ですよ」と笑いを誘った。


watanabe

 それに対して、ワタナベを追うグルメ好きな刑事を演じた岸谷は「僕は最終的には“目を閉じて食べる”です。目を閉じた瞬間逃げられる」と応え、会場は笑いに包まれた。池内が「岸谷さんずーっと食べてますよね! 僕はずっと作ってるんですけど」と訴えると、岸谷は「ごめんね、いい役をありがとう」と和気藹々とした雰囲気であった。岸谷の好きな料理の話になると、「トマト以外ならなんでも好き。今食べたら食べられるんでしょうけど。家では100%納豆を食べます。オクラを刻んでやキムチを突っ込んで卵でがーっとか。イカを入れてイカ納豆とか」と自身の食生活について明かした。


watanabe

 池内が「勝手に考えているんですけど、シリーズ化したらワタナベは海外逃走しそうだなって。中華やタコスを作ったり」と語ると、岸谷からは「どこの国に行きたい?」と尋ねられ、「悩みますねぇ、本場の南米まで行きたい!」と答えた。「もういきなり世界に行きましたね」「まだ日本も越えてないけど」と二人は盛り上がり、早くもシリーズ化に向けての意気込みを見せた。

 また、本作の魅力の一つである日中キャストの共演について、ヒロイン役に抜擢された尚(シャン)は、「中国の学校を卒業してまだ2年で、皆さん業界の大先輩なのでご一緒できること自体が大変光栄に思います。まずは日本語を早く覚えたい。料理も勉強しなきゃいけないな」とコメント。


watanabe

 グルメ・旅・コメディなど、様々な要素を含んだ本作だが、門馬監督は「プロデューサーからは、『グルメや風土を見るような旅番組ってよくあるけれど、それをドラマにできないかな』と話があって、新しいことをしなければと。全国を食べ歩くだけじゃなくて周りながら料理人が自分で料理を作るという設定あって、そうするとドラマがどんどん生まれてきて。新しい土地の物語を作ろうとしたときに、『やっぱり愛の要素が欲しいよね』とか『サスペンスも足してみよう』みたいなことから膨らんで、まぁ、コメディにすればまとまるだろう、と今の形になった」企画経緯を明かした。

 最後に、本作への意気込みについて尋ねられたキャストたちは、「今回食べることを非常に楽しみにしていますが、ただ食べるだけではなくて、大先輩の方々にしっかりとついてドラマを完成させたいと思っています。役作りも懸命に頑張りたいなと思っています」(尚)、「どうしても同じようなドラマが続くことがやっぱり日本の現状では多く、その中で、なんとも表現できない新しいジャンルに挑戦するという、エンターテイメントを追求するってそういうことだなといつも思っていて。それをやるのは、我々俳優部もそうですけども、監督含めてスタッフたちは本当に大変な思いと勇気と団結力がすごく必要になる。頭が下がる思いだし、僕らも新しい試みに全力で挑みたいと思っています。完成したら今まで見たことないドラマになると思いますので、応援をよろしくお願いします。」(岸谷)、「僕自身、最近の役柄は堅い役が多くて、こういったコメディに出るっていうのはなかなかなかったので、お話をいただいてめちゃくちゃ嬉しくて、早く現場に行きたいという思いでいます。この作品は世界にも配信されるということなので、この作品を海外の方が見たときに『あーあれ食いたいな! あの場所に行きたい!』と思えるような作品作りができたらいいなと思っています。本当に面白い作品になると思うので、ぜひ見てください!」(池内)とそれぞれ、熱い胸の内を語った。



 ■番組名:「料理人ワタナベ」

 ■ドラマ配信形態:全10話。全5地域・1地域2話(約25分×2話)毎の構成
 ■監督:門馬直人、北畑龍一、佐藤リョウ
 ■脚本:一雫ライオン
 ■監修:李纓
 ■プロデューサー:伊藤主税、夏暁輝、耿忠、岩崎雅公
 ■出演:池内博之、岸谷五朗、尚語賢 ほか

 ■ストーリー: 妻殺しの容疑者とされてしまった天才料理人ワタナベ(池内博之)が、愛する子供を守るため、己の矜持を守るため、西へ東へ逃げまくる! しかし逃げた先には必ず美味しい食材と人生に迷う人々が。
 ワタナベを追う出口刑事(岸谷五朗)。彼は執拗に彼の行く先に辿り着く。なぜなら……出口刑事は食べることが大好きだからだ!
 そして中国で新たなパティスリーを立ち上げようとする若き女性パティシエの一琳(尚語賢)は日本で新たなスイーツ研究の旅を続けるが、奇妙な縁で、なぜかワタナベと行き先が一緒になるのであった!

 ■製作:株式会社and pictures/北京中城□网科技有限公司/株式会社ムーランプロモーション/株式会社パソナグループ/Wano 株式会社 制作:and pictures/プラスディー
 ■協力:CCTV.一鎮一品/CCTVMALL 日本館/株式会社日本ブランド/日本地域創生学会
 ■後援:静岡県伊東市/京都府京丹後市/兵庫県淡路市/広島県神石高原町
 ■協賛:beachwalkers/LIMON

 2019年春 配信開始




(オフィシャル素材提供)




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