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ドラマ「柴公園」オフィシャル・インタビュー

2019-01-13 更新

渋川清彦(あたるパパ)、大西信満(じっちゃんパパ)、ドロンズ石本(さちこパパ)


柴公園shibakouen
© 2019「柴公園」製作委員会
配給:AMGエンタテインメント



 渋川清彦主演ドラマ「柴公園」がテレビ神奈川ほか放送中だ。本作は、街の公園で、柴犬連れおっさん3人がダラダラと喋るだけの会話劇。おっさんたちの共通点は、古い街に突如建ったタワマンに越してきた街の新参者にして柴犬を飼っていること。彼らは毎日散歩で顔を合わせるが、お互いの名前も知らない適度な距離感のお付き合い。が、故に普段思っていることを何でも話せる。妙にレベルが高い無駄話を聞いているうちに、壮大なる脳内ドラマが展開される。

 この度、渋川清彦、大西信満、ドロンズ石本の対談インタビューが到着した。パートナー犬にメロメロのおっさん3人が撮影秘話を語っている。


今回は3人とも柴犬の飼い主役ですが、プライベートでワンちゃんは?

渋川清彦: 実家では数年前まで飼っていました。雑種でしたが。名前は「さくら」。色は白で少し柴犬の雰囲気もあったかな。毎朝、母親が散歩していました。群馬特有の雷が苦手で、犬小屋に隠れる少し臆病なかわいい犬でした。さくらが死んでしまって、今は迷い込んだ猫を一匹飼ってますけどね。

大西信満: 僕も子どものころに飼ってましたが、今は猫です。

ドロンズ石本: 僕は子どものころからずっと飼ってました。残念なことに去年(2018年)亡くなっちゃったんですけど。


私生活での犬とのエピソードがあれば教えてください。

渋川清彦: あたると散歩してると、実家での散歩中のことを思い出しますね。うんちの仕方も性格で違ったりして。道の側溝の網は嫌いだったなとか、思い出しますね。帰ったときに散歩をするくらいでしたけど。あと、田舎ならではの、残飯でもなんでもあげてました。

大西信満: 僕は小さいときにすごく覚えていることがあって。神奈川に住んでいたときに、家族で軽井沢に旅行に行ったんです。そのとき、外で飼っていたポチの綱が外れたみたいで、僕たちが旅行から帰ったらいなかったんです。そこから数日後、長野県警から連絡があって保護されたと。名札を付けていたので。神奈川から長野まで追いかけてきたみたいなんです。ビックリしたのをすごく覚えています。犬ってすごいなって。

ドロンズ石本: うちは、僕がこっちに来てからは、4年前に亡くなったおやじがずっと散歩をしてたんですけど、散歩中に倒れたことがあって。意識もあぶなかったんです。母親が遅いと思って心配になって探しにいったら、犬がずっとそばにいてワンワン吠えてたそうなんです。それを聞いたときは泣きそうになりました。賢いなと思いますよね。

渋川清彦: 犬ってそういうところあるよね。

ドロンズ石本: 18年間生きて広島県から表彰もされたんですけど、その子が亡くなって2、3ヵ月でこういう犬のドラマのお話がきたんです。

渋川清彦: それはすごいっすね。

ドロンズ石本: うちの母ちゃんはその子が繋げてくれた縁だろうって言ってます。

渋川清彦: そういう縁ってあるよね。


「柴公園」は、ワンちゃん同士で繋がっているというちょっとおもしろい人間関係ですね。しかもおっさん3人。

ドロンズ石本: 遠慮しないですね。

渋川清彦&大西信満: ははは。

渋川清彦: この感じは都会ならではなのかなという感じもしますね。企画兼プロデューサー兼脚本家の永森さんの実体験も入っているそうですし。何か東京らしいなという感じはあります。田舎のほうだったら、どこの誰かはだいたい知ってますから。

大西信満: この3人の場合はお互いの素性を知らないからね。でもママ友とかも同じような感じなのかな。よく知らない人同士が犬であったり子どもであったりを繋がりにして人間関係を築くというのは、十分リアリティがあると思います。


shibakouen

ワンちゃんがいる撮影現場は大変では?

ドロンズ石本: 結構じっちゃんが言うこと聞かないですよね。

大西信満: じっちゃんは名前はじっちゃんですけど、まだ1歳未満で撮影自体も今回が初めてなんです。だから本番って声がかかって現場に緊張感が漂うと、犬はただでさえ敏感ですから、緊張しちゃって動かなくなったりしますね。

ドロンズ石本: あたるくんとさちこは意外といい子ですよね。


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渋川清彦: そうですね。

ドロンズ石本: あと、みんな撮影中以外でもずっと犬と一緒にいるので、だんだん言うことを聞くようになってますね。

渋川清彦: 中でもさちこが一番言うこと聞いてますよね。

ドロンズ石本: いやー、まあ、うちのさちこが一番かわいいでしょ。


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渋川清彦&大西信満: ははは。

ドロンズ石本: そうなっちゃいますよね。でもあたるくんも、じっちゃんも可愛いですよね。

渋川清彦: じっちゃんは顔がしゅっとしてますよね。

大西信満: そうですね。なにか現場で、ハプニングもハプニングじゃなくなってきてます。日常というか。じっちゃんは金網の上は怖がっちゃうから、抱っこして歩くとか。


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渋川清彦: 側溝のね。

ドロンズ石本: じっちゃんパパは抱っこするのが自然になってきてますね。


お三方はひとつずつ違いの同年代ですが、現場での雰囲気は?

ドロンズ石本: 僕はいいと思ってますけど、正直あとのお二人がどう感じているかは……。

渋川清彦&大西信満: ははは。

渋川清彦: 石本さんが明るい方なのでね。

大西信満: 石本さんとは初めてご一緒させていただきましたけど、初めての感じがしないです。

渋川清彦: 僕と大西くんは普段から知っているんですが、石本さんは初めてでした。でもさちこパパそのまんまの人ですね。

ドロンズ石本: 脚本を読ませてもらって、お二人のこと、アテ書きなのかなと思いました。

渋川清彦: でもそういうの、分かるよ。

ドロンズ石本: ですよね。あたるパパも独特の間とかが、渋川さんなのかあたるパパなのか分からない。おもしろいですね。僕、本番中でも笑っちゃってNG出しちゃいましたし。あたるパパの独特な感じに。あと大西さんもじっちゃんパパの真面目さとか素直さとかが。

渋川清彦: そうそうそう。

ドロンズ石本: 僕の場合は、じっちゃんパパから入っちゃってるので、大西さん自体の印象はあとからついてきていますけど。

大西信満: 僕、実をいうと、自分があたるパパだったらとか、じっちゃんパパだったらとか考えてみたんです。でもやっぱりさちこパパがしっくりきました。

渋川清彦: もうそれぞれが役にしっくり来てるんじゃないですかね。


渋川さんは、連続ドラマ初主演ですね。

渋川清彦: ですね。けど、あまりそういう意識はないですね。ただ今回の作品は、とにかくセリフの分量が多い。

大西信満: 確かにセリフ量が尋常じゃないですよね。普通はト書きとかいろいろあって1ページだったりするのが、全部セリフだけのページを1日15ページとか20ページとかやる。皆さん苦労してるんじゃないですかね。脚本は本当におもしろいんですけどね。それをいかに生身で表現できるか、セリフを覚えることも含めて。あまり動きがないし。

渋川清彦: そう。ただ喋ってるだけって、技術が必要ですよね。

ドロンズ石本: 僕は脚本を読んで、単純におもしろいなと思っただけでした。キツイなと思ったのは、撮影し始めてからです。

渋川清彦&大西信満: ははは。

ドロンズ石本: 本当に一気に読めた。その最初の面白かったっていうイメージでちゃんとできるように頑張ってやってます。3人でやると脚本以上になっているところもあるし。楽しみです。あと、犬がいるだけでキツイなと思っても半減しますね。

渋川清彦: それはそうですね。何か気持ちが楽になりますよね。

ドロンズ石本: 渋川さん、一番セリフが多いから、毎日セリフを一生懸命やっているのを見ていますけど、でもあたるくんが来たら、セリフを覚えるのを1回止めて、絶対に散歩に行くんですよ。

渋川清彦: そうですね。

ドロンズ石本: 散歩行ってエサをあげて、うんこ取ってっていうのをやってから入っていくから、それがまたいい感じの力の抜け具合になっているのかなとも思います。


撮影を拝見しましたが、あたるくんが吠えたりということもありました。そういうときは常に臨機応変に?

渋川清彦: 合わせていますね。「どうした?あたる」って言ってから、またセリフに戻ったりとか。その辺はあまり固めず。


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大西信満: じっちゃんは急に歩かなくなったりするので、思い描いていた芝居とは全然違う動きになったりしますが、もう慣れですね。関係性はできてきています。

ドロンズ石本: 僕は困るようなことはなんにもないですね。うちのさちこ、本当に良い子なので。ちょっとここでテーブルに乗ってくれたら嬉しいなって思ったら、乗ってくれたりとか。僕がやって欲しいことを結構やってくれるんです。


皆さん、うちの子が一番という感じですね(笑)。パートナー犬との相性は何%くらいになっていますか? そしてそれぞれ、ここがかわいいというポイントを教えてください。

渋川清彦: 相性かあ。俺は60%くらいかなぁ。うちの子のここが可愛いというのは、顔ですね。あたるの顔。俺は好きですね。ちょっと困った感じの顔というか。あとさっちゃんやじっちゃんは結構シュッとしてるのが、あたるは肉がある。そこがいいかな。

大西信満: いっちゃんは?

渋川清彦: いっちゃんは可愛いよ。いっちゃんって、ちっさいのがいるんです。一郎って(「幼獣マメシバ」シリーズから登場する一郎)。あれはもう、すごい可愛い(笑)。

大西信満: 僕は撮影が終わるときにちゃんと名残惜しい関係になれていればいいかなという感じです。言うこと聞くのも可愛いけど、思い通りにいかないのも猫みたいで可愛いなと思えてきたので。数字は難しいけど59%くらいかな。じっちゃんが可愛いのは顔ですね。あと犬なのに自由で気分屋なところが可愛いなと思います。


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ドロンズ石本: 僕はもう100に近くなってきてますけど。

渋川清彦&大西信満: ははは。

ドロンズ石本: 80くらいかな。撮影が終わるころには100を超えるかも。終わったらと思うと今から寂しくなっちゃいますもん。

渋川清彦: さっちゃんは石本さんの言うこと聞いてますよね。

ドロンズ石本: 僕は結構怒りますしね。

渋川清彦: 扱いが慣れてるんですよ。

大西信満: なんか自信があるように見えます。僕なんかまだちょっと遠慮してるところがあるから。

ドロンズ石本: 怒るときは口抑えてちゃんと怒りますしね。でも80%な理由は、たまにあたるパパのところに甘えに行くんですよ。

渋川清彦: あー、ありますね。あたるも結構石本さんのところに行く。

ドロンズ石本: そのときにちょっと寂しく感じるときがあって。まああたるくんが僕のところに来てるからイーブンですけど(笑)。うちの子は言うこと聞くし、全部可愛いんですけど、じっちゃんパパとあたるパパが可愛がってくれているのを見ているのも可愛いし、嬉しい。


shibakouen

もう完全に自分の犬ですね(笑)。

大西信満: 最初から、この子で良かったと思いました。

渋川清彦: 柴犬ってみんな似たような感じなのかなって思ってましたけど、今になると全然みんな性格も違うし、いろいろあるんだなと思いますね。

ドロンズ石本: 「今日のさちこ、可愛かった」とかって思っちゃいますね。

大西信満: 時間が押しているときに、ここは手綱だけ持って、じっちゃんはいる体で、みたいなことになったりすると、悲しい気持ちになりますね。

ドロンズ石本: 分かります、分かります。

渋川清彦: あと、段取りだと出来ていたのが、テストになったら飽きちゃったりすると、もったいないなと思いますね。

ドロンズ石本: この前、大西さんが「じっちゃんが歩かないんで、待ってください」ってスタッフさんに言ってて。すげー、じっちゃん待ちだ!って。僕はそういうの言えてないので、感動しました。

大西信満: だって、じっちゃんはメインキャストですよ。

渋川清彦: あはは、そうだよね。


ピュアな存在のワンちゃんがいることで、人間のちょっとしたおかしみだったりが浮き上がってくるとてもおもしろい作品だと思います。ナレーションもおもしろいですし。

渋川清彦: ね、達観しているというか。すごく俯瞰的なことを言ってるなと思います。

ドロンズ石本: 落語のまくらみたいな感じなんですよね。ナレーションが。そこから入っていく感じが、すごく心地いい。

大西信満: それと、それぞれに痛い思いや悲しい思いを経験して、人との距離感を推し量っている3人のおっさんが集まって、つかず離れずでありながらも信頼し合っていて。そういう部分が人間くさくて、すごく共感できるドラマだと思います。


shibakouen


 ■ドラマ:「柴公園」

 ■放送情報:テレビ神奈川ほか全国12局以上で放送中

 ■映画:『柴公園』

 ■公開情報:2019年6月14日(金)より全国のイオンシネマ・シネマート新宿ほか公開

 ■製作総指揮:吉田尚剛
 ■ドラマ版監督:綾部真弥、田口桂
 ■映画版監督: 綾部真弥
 ■企画・脚本: 永森裕二
 ■動物トレーナー: ZOO動物プロ
 ■制作プロダクション: メディアンド
 ■配給協力: イオンエンターテイメント
 ■出演:大西信満、ドロンズ石本、桜井ユキ、水野 勝、松本若菜(映画のみ)、蕨野友也(ドラマのみ)、小倉一郎(ドラマのみ)、螢雪次朗(ドラマのみ)、山下真司、寺田 農(映画のみ)、佐藤二朗ほか

 ■ストーリー: 都市開発が進む街の公園。
 柴犬を散歩するあたるパパ(渋川清彦)、じっちゃんパパ(大西信満)、さちこパパ(ドロンズ石本)は、朝夕決まった時間にやって来る顔見知りで、犬の名前しか知らないフラットな関係性。ベンチに座って話すのは、決まって他愛の無い世間話。
 ところが、やたらIQの高い3人の会話はいつもエスカレートし、柴犬たちは置いてけぼり。3人の壮大なる無駄話は終わることなく続くのだった……。



(オフィシャル素材提供)




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