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作品紹介

トップページ > 作品紹介 ナンバーテン・ブルース さらばサイゴン

2014-04-30 更新


ナンバーテン・ブルース さらばサイゴンnumber10blues
© 2012 PRESARIO Corp.

イントロダクション

 1974年12月から1975年4月までのベトナム戦争最末期に、南ベトナム(当時)全土に亘ってロケーションを敢行した他に類をみない映画『ナンバーテン・ブルース/さらばサイゴン』。本編完成後、紆余曲折を経て劇場公開されることなく30余年眠り続けた本作が、ベトナム解放40周年を迎える今年、遂に眠りから目覚め、奇跡の劇場公開となる。

number10blues 主演は「ガードマン」などのTVドラマや幅広い創作活動で知られる川津祐介。戦火のベトナムを縦横無尽に駆け巡り、充実した気力と体力で渾身の演技を見せている。ヒロイン役を務めたのは、ベトナムのNo.1女優として知られ、歌手でもあるタン・ラン。自己犠牲を貫く女の凛々しさを美しく演じる。更に、異色の新人・磯村健治が日本への愛憎に葛藤する混血児を演じ、30余年を経て、彼がプロデューサーとして本作を世に送り出すこととなった。

 監督・脚本は、『日本暴力団・組長』『恐喝こそわが人生』『犬神家の一族』『夜汽車』等、骨太作品の脚本家として知られる長田紀生。第一回監督作品となる。

ストーリー

 1975年、南ベトナム。日本人商社員・杉本俊夫はテト(旧正月)で賑わうサイゴンの街での勝手気ままな生活を存分に楽しんでいた。悲惨な戦争は今も続いているが、所詮俺には関係ない。

number10blues だが、ある日、ふとした行きがかりから、彼は現地雇いのベトナム人を殺してしまう。金の力にまかせ気ままに暮らしていた杉本の人生が一転する。殺人者となり追われる身になった杉本の暴力と犯罪が更にエスカレートし、遂にはベトナムからの脱出を企てるのだった。

 友人で戦場カメラマンの太田の車を奪い、一路北端の町フエへと向かう。同行するのは、杉本の恋人ランと、旧日本兵とベトナム人との混血として生まれたタロー。ベトナム全土に戦火が渦巻く中、杉本の車は北へと突っ走る。その行く手に待つ者は、破滅かそれとも解放か……!


(2012年、日本、上映時間:99分)

キャスト&スタッフ

監督・脚本:長田紀生
出演:川津祐介、ファン・タイ・タン・ラン、磯村健治ほか

配給
プレサリオ
テアトル新宿にてロードショー中

オフィシャルサイト
number10blues.com/

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