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作品紹介

トップページ > 作品紹介 罪の手ざわり

2014-04-05 更新

原題:天注定
罪の手ざわりtsumi
© 2013 BANDAI VISUAL, BITTERS END, OFFICE KITANO

イントロダクション

tsumi 中国でここ数年に実際に起こった4つの事件を基に、急激に変貌する社会のなかで、もがき苦しみながらもひたむきに生きる人たちをパワフルかつセンセーショナルに描く濃厚な人間ドラマの傑作が誕生した。

 本作は第66回カンヌ国際映画祭に出品され、その画力の強さ、構成の素晴らしさ、社会性と娯楽性豊かな物語で観客を圧倒し共感の喝采を浴びた。上映に駆けつけたトニー・レオンはスタンディング・オベーションと共に「素晴らしい!」と手ばなしの称賛を贈り、チャン・ツィイーは「映画の新しい力を示してくれた」と感激のコメント。審査員長のスティーブン・スピルバーグやニコール・キッドマンらも絶賛し、見事脚本賞を受賞した。。

tsumi 名匠ジャ・ジャンクーがヴェネチア国際映画祭金獅子賞(グランプリ)を受賞した『長江哀歌』(06)以来、7年ぶりに手がけた長編劇映画となる本作。デビュー作『一瞬の夢』以来、一貫していまを生きる人びとを、彼らと同じ目線で見つめてきたジャ・ジャンクーの真摯なまなざしは、罪びとたちが主人公であるこの作品でも変わらない。と同時に、これまでにない衝撃的な描写で彼らの葛藤や心情の爆発を描いたこの映画は、ジャ・ジャンクーが到達した新境地にして最高傑作であると言えよう。

 また、『活きる』『こころの湯』のチァン・ウー(姜武)、『イノセントワールド/天下無賊《Lost in Thailand》』のワン・バオチャン(王宝強)、共に映画・ドラマで活躍する中国の人気俳優が出演し、特筆すべき名演を披露しているのも見逃せない。

ストーリー

tsumi 村の共同所有だった炭鉱の利益が実業家に独占されたことに怒った山西省の男。妻と子には出稼ぎだと偽って強盗を繰り返す重慶の男。しつこく迫る客に我慢できず切りつける湖北省の女。ナイトクラブのダンサーとの恋に苦悩する広東省の男――。

 虐げられ苦悩する彼らが起こす衝撃の結末とは? ごく普通の人びとである彼らはなぜ、罪に触れてしまったのか?


(2013年、中国=日本、上映時間:129分)

キャスト&スタッフ
監督・脚本:ジャ・ジャンクー
撮影:ユー・リクウァイ
製作総指揮:ジャ・ジャンクー、森 昌行、レン・チョンルン
プロデューサー:市山尚三
製作:Xstream Pictures、上海電影集団、山西影視集団、バンダイビジュアル、ビターズ・エンド/オフィス北野
出演:チャオ・タオ、チァン・ウー、ワン・バオチャンほか

配給
ビターズ・エンド、オフィス北野
5月31日(土)より Bunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショー

オフィシャルサイト
www.bitters.co.jp/tumi/

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