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『アナと雪の女王』来日記者会見
公開記念会見
2014-02-10 更新
クリス・バック＆ジェニファー・リー監督
ピーター・デル・ヴェッチョ（プロデューサー）
神田沙也加、本田望結・紗来
配給：ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
2014年３月14日(金) 2D・3Dロードショー
ディズニー・アニメーション・スタジオ最新作『アナと雪の女王』の監督（クリス・バック／ジェニファー・リー）、及びプロデューサー（ピーター・デル・ヴェッチョ）が来日し、六本木の東京ミッドタウンホールにて記者会見を行った。
本作は全米で昨年11月に公開され、ディズニー・アニメーション史上ナンバーワン、そして歴代アニメーション第４位を獲得。再びナンバーワンに返り咲いた６週目の興行成績は「アバター」「タイタイック」に次いで歴代３位を記録するなど、もはやアニメ―ションの枠を超えて社会現象になっている。全世界興行成績ではなんと８億ドルを突破し、爆発的な大ヒットを記録中！ 本年度アカデミー賞®では本格的ミュージカル楽曲♪「Let it Go」が主題歌賞に、また『風立ちぬ』と並び“長編アニメーション部門”の２部門にノミネートされたことでも話題になっている。
この記録的大ヒットについてクリス・バック監督は「感情をより豊かにする音楽が盛り込まれたミュージカル作品。楽曲は聞いた人それぞれの心に響いている。映画を見て音楽を気に入ってくれた人が今度はサントラを買ってまた映画館に足を運んでくれている。この現象は本当に嬉しい」と感想をのべ、またアカデミー賞については、ディズニー・アニメーション史上初の女性監督となるジェニファー・リー監督は「私たちのインスピレーションの源であり、敬愛する宮崎さんと同じ部門でノミネートされていることは光栄です。好きな作品は『千と千尋の神隠し』ですが、私の自宅の居間にはトトロのカレンダーもあります」と語り、ライバルとなる宮崎監督の作品の大ファンであることも明らかにした。
会見には日本語版声優でアナ役を務める神田沙也加も登壇。監督そしてプロデューサーは、「アナのエネルギーや喜びなど全ての要素を表現していて、オリジナル版声優のクリステン・ベルが見ても誇らしいアナ役を演じてくれました。日本人の方はすでにご存知かもしれませんが、神田さんの声はぴったりですね。彼女以外に、アナ役は考えられないです」と神田の吹き替えを絶賛。「ディズニーのヒロインの声を演じることができたことは今でも信じられませんし、お褒めの言葉をいただいて本当に嬉しいです。アナのキャラクターの魅力が伝わるように、クリエーターのイメージに沿うように演じました。自分の声でアナが作られるので、もっと声をブラッシュアップして、アナと一緒に私も育っていきたいです」とディズニー・アニメーションの声優が小さいころからの夢だったいう神田は大感激の様子をみせた。
またスペシャルゲストに、本作がディズニー初のＷヒロインとなる、姉妹の物語であることにちなみ本田望結（みゆ）・紗来（さら）姉妹が登場。この日のために作られた、雪と氷の世界を表現した、スケートリンクのある特設ステージで、劇中でアナが歌う「For The First Time In Forever（フォー・ザ・ファースト・タイム・イン・フォーエバー）」を神田が歌い、彼女の透き通る伸びやかな歌声にのせ、氷の甲子園小学３年生以下の部で優勝した実力をもつ本田望結ちゃん、妹の紗来ちゃんがスケートを披露。二人で一緒に考えたというパフォーマンスは、姉妹の絆の強さが伝わってくる感動的かつ金メダル級の見事なスケートの演技で、ファンタジックな『アナと雪の女王』スペシャルコラボレーションが実現となった。
サプライズのおもてなしを受けた監督は「とっても素晴らしかったです。本当に信じられないくらいのプレゼントをありがとう。数年度のオリンピックでふたりの滑りが見られるかもしれませんね」と大興奮。ジェニファー・リー監督は感動のあまりなんと号泣。「ソービューティフル!! アナの温かさやスイートさが歌に、そして姉妹のつながりがスケートの演技に見事に表現されていました。」と涙ながらに語った。
ソチ五輪に先駆け、見事な演技を披露した本田望結ちゃんは、「すごく楽しかったです。アナとエルサの姉妹が離れ離れになってしまうけど、“心はひとつ”だという、つながりを考えて滑りました。紗来は兄弟で唯一私を“お姉ちゃん”って呼んでくれるから、かわいくてキュンキュンしちゃう」と話し、初イベントで緊張気味だった妹の紗来ちゃんは「お姉ちゃんと一緒にスケートができて楽しかった」と仲良し姉妹ぶりをうかがわせた。神田は、「このサプライズが終わるまで本当にドキドキしていました。ディズニーの音楽の魅力は凄いですから。本田姉妹と共演できたことも本当に嬉しいです」と歌に込めた気持ちを語った。
そして感激しきりの監督から、最後に日本のファンにむけ「今日は本当にありがとうございます。この作品は“真実の愛”をこれまでに無い違った角度から描いた素晴らしいミュージカル超大作です。感動に強く訴えかける豊かな音楽の美しさ、そして登場人物が困難に挑戦して乗り越えようとする姿は日本の皆さんの心にも響くと信じています。この映画を楽しんでくれることを心より祈っています」とメッセージが送られ、会場は温かい拍手につつまれた。
日本上陸が待たれる、この春一番の注目作『アナと雪の女王』は、３月14日(土)より全国公開される。
（オフィシャル素材提供）
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