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作品紹介

トップページ > 作品紹介 ゲノムハザード ある天才科学者の5日間

2014-01-22 更新

ゲノムハザード ある天才科学者の5日間genome

イントロダクション

 原作は、第15回サントリーミステリー大賞読者賞受賞のベストセラー小説・司城志朗著「ゲノムハザード」(小学館文庫)。幸せな新婚生活を送る会社員・石神武人が帰宅すると、妻が何者かに殺されていた。突然鳴った電話。受話器の向こうの声は目の前で冷たくなっているその妻のものだった。そして物語の中盤には、実は主人公の記憶は“上書き”されたもので、一年もの間別人である“石神”の記憶を持って暮らしていたのだという衝撃的な事実が明かされる。誰が、何のために彼の記憶を奪ったのか? DNAをモチーフとして、記憶をトリックに紡がれるこの独特なストーリーがついに映画化される。

genome 主演は『サヨナライツカ』や『ストロベリーナイト』などに出演する実力派俳優・西島秀俊。本年のNHK大河ドラマ「八重の桜」で演じた八重の兄・山本覚馬役でお茶の間に大きな反響を生んだ記憶も新しく、いま実力・人気ともに日本映画界を代表する俳優の一人である。本作は、『Dolls』などの作品を通じて以前から西島秀俊に注目してきたというキム・ソンス監督のラブコールに応えての出演となった。西島は、日本では撮影許可が下りないような韓国でのカーチェイス・シーンなど数々のアクション・シーンを演じた。

 監督は、パク・チャヌク監督のもとで助監督を務め2006年公開のデビュー作『美しき野獣」が日韓で高く評価された、キム・ソンス。原作「ゲノムハザード」を読んだことをきっかけに、自ら映画化することを熱望し企画の発端となった人物でもある。原作では東京が舞台となっているが、映画ではそれを大胆に脚色、スケールアップさせ、舞台は韓国・ソウルにまで広がり韓国人キャラクターも新たに多く加えられた。

 物語を彩るキャスト陣には、主人公を助ける女性記者に、大ヒットドラマ『誰にでも秘密がある』の新進韓国人女優キム・ヒョジン。妻を装う女・美由紀に、『さよなら渓谷』『そして父になる』など立て続けに話題作に出演し注目を集める実力派・真木よう子。その他、浜田 学(『マイウェイ 12000キロの真実』)、中村ゆり(『そして父になる』)、伊武雅刀(『藁の楯』『ハンサム★スーツ』)、音楽監督に川井憲次(『GANTZ PERFECT ANSWER』)など日韓の才能が集結した。

ストーリー

 ある日、石神武人は自宅で殺された妻を発見する。呆然としながら突然鳴った電話に出ると、受話器から聞こえたのは、傍らで冷たくなっているその妻の声だった――。

genome この日を境に彼には別の記憶が混在するようになる。そして辿り着いた事実それは――本当の彼は韓国人科学者オ・ジヌだということ。彼の記憶は“上書き”されていたのだ。

 そしてなぜか彼を捕えようとする、警察を騙る男たち。正体不明の女性記者(キム・ヒョジン)と真実を追ううちに、彼は彼の妻を装う女(真木よう子)と出会い……。誰が、何のために記憶を奪ったのか? なぜ、追われているのか?――5日後、すべての記憶が消える。


(2013年、韓国=日本、上映時間:120分)

キャスト&スタッフ
脚本・監督:キム・ソンス
原作:司城志朗「ゲノムハザード」(小学館文庫)
出演:西島秀俊、キム・ヒョジン、真木よう子、伊武雅刀ほか

配給
アスミック・エース
1月24日(金) TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国ロードショ―

オフィシャルサイト
Genomehazard.asmik-ace.co.jp

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