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舞台挨拶・イベント

トップページ > 舞台挨拶・イベント > 『スタンリーのお弁当箱』完成披露試写会舞台挨拶

『スタンリーのお弁当箱』
完成披露試写会舞台挨拶

2013-06-27 更新

アモール・グプテ監督、パルソーくん(主演スタンリー役)
こごまちゃん(天才料理少女)


<h3>『stanley

配給:アンプラグド
提供:メダリオンメディア
6月29日(土)より、シネスイッチ銀座ほか全国公開!
© 2012 FOX STAR STUDIOS INDIA PRIVATE LIMITED. ALL RIGHTS RESERVED.

 この度、6月29日よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開となるインド映画『スタンリーのお弁当箱』の完成披露試写会が開催された。本作の日本公開を記念して、映画大国インドからアモール・グプテ監督と主演スタンリー役のパルソーくんが初来日し、舞台挨拶を行った。なんと、この二人は実の親子ということでも驚きを持って迎えられた。そして、映画のカギを握る“お弁当”にちなみ、天才料理少女として知られる“こごまちゃん”が巨大手作りお弁当を持って、応援に駆け付けた。

 最初にグプテ監督は、「この映画は、子供を愛する全世界の母は、毎日素晴らしいお弁当を作る。その母の愛と苦労をねぎらうために作りました」と本作に込められた想いを語った。そして、「子どもに“子ども時代”を奪わないようにすることが大切であることを伝えたい。毎週土曜日の休日に行われたという特殊な撮影方法によって、映画を通じてインドの児童労働を訴えたかった」と、映画製作に対する熱いを語り、会場をうなずかせた。

 パルソーくんが、「こんにちは。ぼくは、パルソーです」と日本語で挨拶すると、会場は彼のかわいさに一気に萌え、盛り上がりを見せた。また、インド国内最大の映画祭“ナショナルフィルムアワード”で最優秀子役賞を受賞したことについて、「とてもワクワクする経験だったが、それよりも驚きが大きかった。賞をもらうことは素晴らしいことだけど、僕にとっては映画を作るプロセスを楽しむことの方が大切です」と父(グプテ監督)の影響を大いに受けているようだった。

 また、インド映画『きっと、うまくいく』が日本でヒットし、インド映画ブームがきていることに対し、グプテ監督は「インドの心が日本人に受け入れられていることは、インドの監督として、とても嬉しい。この映画も、世界中の人々の心に伝わる普遍的なテーマです。飾らずに素直に生きる子どもが描かれている映画は初めてではないでしょうか。みなさんの心に伝わると嬉しいです」と本作もまた日本でヒットとなることに期待を込めた。


stanley さらに、本作では、母親の愛情をお弁当箱に代えて表現していることにちなみ、こごまちゃんから巨大手作りお弁当のプレゼントが用意された。グプテ監督は「今日はなんていい日なんだ。幸せです。ありがとう僕のお嬢ちゃん!」と嬉しさを隠せない様子で、会場を沸かす場面もあった。こごまちゃんは「パルソーくんはカニが好きだと聞いたので、カニを使ったおかずを作ってきました!」と言うと、パルソーくんは照れた様子で「本当にカニが大好きなので、嬉しいです。素敵なお弁当をありがとう!」と答えた。

 会場は終始、監督のユーモアと子どもたちのかわいさに癒され続け、和やかな雰囲気だった。


(オフィシャル素材提供)


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