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作品紹介

トップページ > 作品紹介 二流小説家 -シリアリスト-

2013-06-17 更新


二流小説家 -シリアリスト-niryu
© 2013「二流小説家」製作委員会

イントロダクション

 こんなミステリー映画を待っていた!「このミステリーがすごい! 2012年版(海外編)第一位」、「週刊文春ミステリーベスト10 2011年(海外部門)第一位」、「ミステリーが読みたい! 2012年(海外篇)第一位」という、海外ミステリー部門として初の三冠達成に輝いた、デイヴィッド・ゴードン著『二流小説家』。ミステリー史に輝く数々の名作──『羊たちの沈黙』『ミザリー』『ボーン・コレクター』『ダ・ヴィンチ・コード』……といった名だたる作品が成し得なかった三冠を獲得した話題作だ。さらに、デビュー作であるにもかかわらず、ミステリー&サスペンス小説の賞としてもっとも歴史と権威のあるアメリカ探偵作家クラブ最優秀新人賞ノミネートも手にした未曾有の傑作。そんな世界が注目する新時代ミステリー小説が、この夏、日本映画としてスクリーンに登場する!

niryu 赤羽一兵を演じるのは、上川隆也。長年、舞台で培った確かな演技力のある俳優であり、近年は「遺留捜査」「火車」など数多くのドラマの主演を務める実力派だ。そんな彼にとって、映画『二流小説家 -シリアリスト-』は満を持しての映画初主演作となる。一方、呉井大悟を演じるのは武田真治。何人もの女性の命を奪った殺人犯でありながらも、カリスマ的存在感と人を惹き付けてやまない魅力を呉井に吹き込んだ。ミステリーの面白さはもちろん、上川隆也VS武田真治、この二人の演技対決も見どころと言えるだろう。また、被害者遺族・千夏役に片瀬那奈、赤羽の捜査になにかと口出しする姪・亜衣役に小池里奈、呉井の弁護士・礼子役に高橋惠子、その助手・恵美役に平山あや、12年前と現在の捜査に絡む刑事・町田役に伊武雅刀といった豪華キャストたちが脇を固め、赤羽を取り囲む人物すべてが容疑者なのか?と、疑わずにはいられない深みのある演技をみせている。

 赤羽と呉井は、例えるなら正義と悪、光と闇、白と黒──。そんな相反しながらも互いに興味を持ち惹かれていく2人を引き合わせ、ミステリーの世界へ導いていくのは、猪崎宣昭監督。火曜サスペンス劇場のエースと言われ、数多くのサスペンスドラマを手掛けてきた逸材。猪崎監督の見る者を飽きさせないカットは“カットの魔術師”と呼ぶにふさわしく、映画監督としては実に21年ぶりにその手腕がスクリーンに映し出される。猪崎監督が織りなす美しい映像と世界が認めたデイヴィッド・ゴードンの原作、そして、一体誰が犯人なのか惑わす役者陣たちの演技によって、ミステリーファン待望の極上のサスペンス映画が完成した。全米を欺いた物凄い海外ミステリー『二流小説家 -シリアリスト-』の驚くべき結末とは!?

ストーリー

 主人公は、売れない小説家・赤羽一兵。彼のもとにある日、連続殺人犯の死刑囚・呉井大悟から「告白本を書いて欲しい」という執筆依頼が舞い込む。「この告白本を書けば一流の小説家になれるかもしれない……」。何故、自分が選ばれたのか訝しみながらも赤羽は呉井に会いに行く。

niryu しかし、告白本の出版には条件があった。それは呉井を主人公にした小説を書くこと。しぶしぶ承諾した赤羽は、小説を執筆するために3人の女性の取材をはじめるが、その先々で殺人事件が起きる! しかも、その手口は12年前の呉井の手口をまったく同じものだった。

 刑務所にいる呉井に今回の事件の犯行は不可能。ということは、呉井ではない何者かの犯行なのか? 深まる謎。ミステリーファンを唸らせる、満足させる、極上ミステリー『二流小説家』の驚くべき結末とは……。


(2013年、日本、上映時間:115分)

キャスト&スタッフ

監督:猪崎宣昭
原作:デイヴィッド・ゴードン「二流小説家」(ハヤカワ文庫)
主題歌/泉 沙世子「手紙」(キングレコード)
出演:上川隆也、片瀬那奈、平山あ、小池里奈、黒谷友香、賀来千香子、でんでん、高橋惠子、長嶋一茂、戸田恵子、中村嘉葎雄、今野 敏、佐々木すみ江、本田博太郎、伊武雅刀、武田真治ほか

配給
東映
6月15日より公開中

オフィシャルサイト
www.shousetsuka.com

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