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『アフター・アース』来日記者会見

2013-05-05 更新

ウィル・スミス、ジェイデン・スミス

アウトローafterearth

配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
6月21日(金)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー

 米俳優のウィル・スミスとジェイデン・スミス親子がそろって来日し、映画『アフター・アース』の記者会見に出席した。今回の来日は、ウィルが12回目、ジェイデンは3回目となる。

 1000年後の地球”を舞台にしたSF作品。人類が地球から惑星「プライム」に移住した西暦3072年、伝説の兵士サイファ(ウィル・スミス)と息子キタイ(ジェイデン・スミス)が宇宙遠征で見知らぬ星に不時着。それは、住むものが人類を抹消するように変化した驚異の惑星へと進化した「地球」だった。キタイは負傷した父に代わって、見たこともない凶暴な生物に次々と襲われながらも生還のために未知の星を突き進むのだが……。

afterearth 「こんにちは!」と日本語で挨拶した二人、親子そろっての来日会見は、映画『ベスト・キッド』以来3年ぶり。映画『幸せのちから』(06)以来、7年ぶりの親子共演についての感想を求められたウィルは、「ジェイデンがジャッキーと共演した『ベスト・キッド』で、プロデューサーで参加したとき、二人が撮影中、あまりに楽しそうで、実は嫉妬していたんだ。『(ジェイデンは)俺の息子だぞ!』って(笑)。それで二人でやれる企画を考えたんだ」と映画の誕生秘話を笑顔で明かした。

afterearth 14歳になったジェイデンについて、ウィルは「俳優として、感情のコントロールが上手にできるようになった。(役の)感情を引きずることがなくなった」と息子の成長ぶりを認め、目を細めた。一方、ジェイデンも、父親について「小さい時には気づかなかったけれど、父の作品づくりに対する真剣な姿勢や情熱を改めて感じた。とても素晴らしい役者だったから、共演は最高だった。大いに助けられたし……」とにっこり。

afterearth 本作のテーマの一部である環境問題について、ウィルは「この映画は、もし地球を破壊したらどういうことになってしまうかを感じることができる作品。ジェイデンの世代は我々よりもより大きく難しい問題に直面する。だからこそ、現在の我々が関心を持たなければならないと思う。映画を通して、環境問題の大事さが伝われば……」とコメント。ジェイデンも「この映画を観た人が、ひとつの警鐘ととらえて、何か(環境問題のために)真剣に取り組むきっかけになればいいと思う」とウィルの言葉に同調した。

afterearth また、ウィルは、メガホンを取ったシャマラン監督については、「彼は、ハリウッドで最高にファンタスティックな着想を持っている人物だ」と全幅の信頼をよせていることを明かしていた。

ファクトリー・ティータイム

 フォトセッションでは背景のポスターをまねて二人でポーズを取ったり、恥ずかしがって嫌がるジェイデンと共に手を合わせてハート・マークを作ったりするなど、仲むつまじい親子ぶりを披露した二人。会見中の二人の掛け合いは、見ていてほほえましく、会場からは笑いが絶えなかった。

(取材 文・写真:Sachiko Fukuzumi)

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