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作品紹介

トップページ > 作品紹介 アンナ・カレーニナ

2013-04-01 更新

原題:Anna Karenina
アンナ・カレーニナannak
© 2012 Focus Features LLC. All rights reserved.
photography by Eugenio Recuenco,Laurie Sparham

イントロダクション

 文学史上、最も美しく、最も哀しい愛の物語として、今もなお世界中の読者を涙と感動で包んでいる「アンナ・カレーニナ」。このロシアの文豪トルストイの最高傑作が、『プライドと偏見』『つぐない』の名匠ジョー・ライト監督と、『恋におちたシェイクスピア』でアカデミー賞を受賞した脚本家トム・ストッパードの手により大胆かつ斬新に生まれ変わった。ロマンティックを極めた物語に、独創的な舞台演出や、優美な衣裳と音楽を加え、ダイナミックでゴージャスな新世界を創り上げたのだ――。今を生きる私たちを魅了する、新たな『アンナ・カレーニナ』が、ここに誕生した。

annak かつて、グレタ・ガルボ、ヴィヴィアン・リー、ソフィー・マルソーと錚々たる女優陣が演じ、カトリーヌ・ドヌーヴも一度は挑戦してみたかったという世紀のヒロイン“アンナ・カレーニナ”。今回この難役に扮するのは『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのキーラ・ナイトレイ。今やハリウッドの若手女優のトップに立つ演技力と存在感で、「素晴らしいキャラクターだからこそ、キャリアで一番の挑戦だった」というアンナに、身も心も成りきった。初めて知った本当の恋に命を燃やし、かなわぬ愛にすべてを捧げようとするアンナの正直で不器用な生き方は、今の時代だからこそより多くの共感を得るだろう。夫のカレーニン役には、『シャーロック・ホームズ』シリーズのジュード・ロウ。国家の重要人物としての体面と世間体を重んじる男の、孤独な魂を味わい深く演じた。ヴロンスキーには、『キック・アス』のアーロン・テイラー=ジョンソン。傲慢さと繊細さを併せ持つ、美しいロマンスの相手役を見事に体現した。

 ドストエフスキーに「芸術作品として完璧」と称えられ、トーマス・マンに「一点の非の打ちどころもない」と激賞されたトルストイ不朽の名作。壮大な大自然の映像に舞台やダンスを融合した世界観、ミュージカルと見まごう大胆な演出、息もつけないロマンスの行方、豪華キャストの競演──全てに圧倒される、贅沢なひとときを、あなたに──。

ストーリー

 舞台は19世紀末のロシア。

annak 満ちあふれる美貌を持ち、政府高官カレーニンの妻であるアンナ・カレーニナはサンクトペテルブルクの社交界の華。ある日彼女はモスクワへと旅立つ途中で、騎兵将校のヴロンスキーと出会う。一目で惹かれあう2人。必死で平常心を保とうとするアンナだが、舞踏会で再会した2人は、もう情熱を止めることができなかった。

 アンナは欺瞞に満ちた社交界や家庭を捨て、ヴロンスキーとの愛に生きる決意をするが――。


(2012年、イギリス、上映時間:130分)

キャスト&スタッフ

監督:ジョー・ライト
原作:レフ・トルストイ
脚本:トム・ストッパード
出演:キーラ・ナイトレイ、ジュード・ロウ、アーロン・テイラー=ジョンソン、ケリー・マクドナルド、マシュー・マクファディン、ドーナル・グリーソン、ルース・ウィルソン、アリシア・ヴィキャンデル、オリヴィア・ウィリアムズ、エミリー・ワトソン、カーラ・デルヴィーニュほか

配給
ギャガ
3月29日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国公開

オフィシャルサイト
anna.gaga.ne.jp

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