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作品紹介

トップページ > 作品紹介 おだやかな日常

2012-10-10 更新

おだやかな日常odayaka
(C)odayaka film partners

イントロダクション

 『ふゆの獣』で第11回東京フィルメックス最優秀作品賞を受賞した内田伸輝監督最新作『おだやかな日常』が12月22日(土)よりユーロスペースほかにて順次公開となる。

 本作は、3.11以降、様々な形で語られてきた<震災>を、より“子供”と“女性”に寄り添う形で、ひるむことなくわたしたちの「これから」を語る物語。同じマンションに暮らす2組の家族を通して、誰もが感じている、情報や放射能といった「目に見えないもの」への不安や苛立ちを掬い取り、絶望のうちに希望を見出す姿を鮮烈に描いている。

 『歓待』につづいてプロデューサーも務めた杉野希妃と『苦役列車』等の篠原友希子が、葛藤しながらも強くなっていく2人の女性をしなやかさに演じきっている。

ストーリー

 2011年3月11日、東京近郊。同じマンションの別の部屋に住むユカコとサエコ。その日もほかの日と同じ日常が続くはずだった。地震とその後起こる放射能事故がなければ通路で挨拶を交わすだけの二人の人生が、思いもよらぬ形で交錯していく――。

 福島原発から漏れだす放射能は、ユカコの生活を少しづつ蝕んでいく。日常に入りこんでくる放射能を遮断できない苛立ちと不安は、夫との関係に揺らぎをもたらす。

 一方、震災直後に別の女性の元へ行ってしまった夫を頼ることもできず、ただ一人、子供を守らなければならないサエコは、娘の通う保育園での放射能事故の対応で徐々に周囲から孤立していく。やがてサエコはその不安からある事件を起こしてしまうのだった……。


(2012年、日本=アメリカ、上映時間:102分)

キャスト&スタッフ

監督・脚本・編集:内田伸輝
出演:杉野希妃、篠原友希子、山本剛史、渡辺杏実、小柳 友、渡辺真起子、山田真歩、寺島 進ほか

配給
和エンタテインメント
12月22日(土)よりユーロスペースほか全国順次ロードショー!

オフィシャルサイト

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