インタビュー・記者会見等、映画の“いま”をリポート！

トップページ　＞　作品紹介　道～白磁の人～

2012-03-15 更新

イントロダクション

　1914年に朝鮮半島に渡り40歳の若さで亡くなった実在の日本人、浅川 巧。豪雨の中の葬儀では、追悼する朝鮮の人々が競ってその棺を担いだと伝えられる。偏見や驕りに毒されることなく、私利私欲とは無縁に自らの道を歩んだ巧の人生は、その没後80年になる今を生きる私たちの心にも深く響く。『道～白磁の人～』は観る人の心をボーダレスにする、智の冒険でもあるのだ。

　『禅　ZEN』の高橋伴明監督が混迷の2012年におくる信念の道。観た人の心を涙で洗う、史実から生まれたヒューマン・ストーリーがここに誕生！

ストーリー

　浅川 巧とイ・チョンリム。林業技師として、朝鮮の山を緑に戻すという使命感で結ばれた二人は、共に山々を歩き、語り合い、信頼を深めて行く。しかしチョンリムは抗日運動の容疑で投獄されてしまう。

　今、時代の悲しみが二人の間を切り裂こうとしていた……。

（2012年、日本、上映時間：119分）

キャスト＆スタッフ

監督：高橋伴明
原作：江宮隆之「白磁の人」河出文庫刊
出演：吉沢悠、ぺ・スビン、酒井若菜、石垣佑磨、塩谷 瞬、黒川智花、チョン・ダヌ、チョン・スジ市川亀治郎、堀部圭亮、田中要次、大杉 漣、手塚理美ほか

配給
ティ・ジョイ
６月９日(土) 新宿バルト９、有楽町スバル座ほか全国ロードショー

オフィシャルサイト
http://hakujinohito.com/

関連記事
・トークショー付き試写会