インタビュー・記者会見等、映画の“いま”をリポート!

Cinema Factory

Cinema Flash





広告募集中

このサイトをご覧になるには、Windows Media Playerが必要です。
Windows Madia Player ダウンロード
Windows Media Playerをダウンロードする

作品紹介

トップページ > 作品紹介 幕末太陽傳 デジタル修復版

2011-12-31 更新

幕末太陽傳 デジタル修復版
(C)日活

イントロダクション

 来る2012年に100周年を迎える日本最古の映画会社である日活。

 数多あるライブラリーの中から、後の100年まで残したい1本として、日活および川島雄三監督の代表作である本作をデジタル修復する作品に選んだ。撮影当時のスタッフが修復に携わることで、日本映画黄金期の勢いを感じさせる作品として生まれ変わった本作は、50年代のオールスター・キャストが織りなす、笑いあり涙ありの江戸の"粋"な心に触れる作品だ。

 古典落語「居残り佐平次」を軸に、「品川心中」「三枚起請」など様々な噺を一本の物語に紡ぎ上げ、完成して54年、日本文化に多大なる影響を齎し続けている。

ストーリー

 時は幕末、文久2(1862)年。品川の地に北の吉原と並び称される岡場所があった。相模屋という遊郭へわらじを脱いだ主人公の佐平次は、勘定を気にする仲間三人を尻目に、呑めや歌えの大尽騒ぎ。実はこの男、懐に一銭も持ち合わせていないのだが……。

 40年前に一族が住む孤島から何の痕跡も残さず消えた少女。

 “居残り”と称して、相模屋で働くことにした佐平次は八面六臂(はちめんろっぴ)の大活躍! 巻き起こる騒動を片っ端から片付けてゆく。自らの身に起こった困難をものともせず、滞在中の高杉晋作らとも交友を結び、乱世を軽やかに渡り歩くのだった。

(1957年、日本、上映時間:110分)

キャスト&スタッフ
監督:川島雄三
脚本:川島雄三、田中啓一、今村昌平
出演:フランキー堺、南田洋子、左 幸子、石原裕次郎、芦川いづみ、金子信雄、織田政雄、岡田真澄、植村謙二郎、河野秋武、二谷英明、西村晃、高原駿雄、小林 旭、武藤章生、小沢昭一、梅野泰靖、新井麗子、菅井きん、山岡久乃、殿山泰司、市村俊幸ほか
修復監修:橋本文雄、萩原泉
共同事業:東京国立近代美術館フィルムセンター
技術協力:

配給
日活
テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国絶賛上映中!

オフィシャルサイト
http://www.nikkatsu.com/bakumatsu

関連記事
劇場公開記念 落語家・柳家三之助氏による「品川心中」イベントレポート

Page Top