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舞台挨拶・イベント

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『電人ザボーガー』初日舞台挨拶

2011-10-19 更新

井口 昇監督、板尾創路、古原靖久、佐津川愛美、電人ザボーガー(ロボット)

電人ザボーガー

配給:キングレコード/ティ・ジョイ
配給協力・宣伝:日活
新宿バルト9ほか全国ロードショー中!
(C)2011「電人ザボーガー」フィルム・パートナーズ

 10月15日(土)、新宿バルト9にて映画『電人ザボーガー』の初日舞台挨拶が行われ、井口 昇監督と青年期・熟年期の大門豊を演じた古原靖久と板尾創路、サイボーグを演じた佐津川愛美、そして電人ザボーガーも駆けつけた!

井口 昇監督: 2年半程前に、大月プロデューサーから映画化の話を持ち出された時には、「あのザボーガーをどうやって映画に?」と思っていました。
 撮影中には泣きたくなるようなこともありました。今日はこんなにたくさんの人に観に来てもらえて、嬉しいほうの涙が出そうです。正直どれだけのお客さんが来るのかとドキドキしておりましたが、ドアを開けた瞬間に、「あぁ!!」と心臓が捕まえられる感じでした。客席にヘルメットをかぶって、大門の格好をしているお客様がいるのが本当に嬉しいです。日本中に大門豊を増やしたいです。そんな気持ちでいっぱいです。
 (テキサスで開催されたファンタスティック系映画祭「ファンタスティック・フェスト」での監督賞受賞について)外国の方はお目が高いというか(笑)、日本ではこういう映画が賞を取ることはないと思うので。素晴らしいなと思いました。海外で上映すると外国の方はザボーガーが活躍するところを観ながら、「ザボーガー!」って呼んだりするんですよ。今日ご覧になる皆様もザボーガーがピンチの時に、「ザボーガー!」と声をかけてみてください。
 37年前のリメイクですが、今の方に観てもらいたいと思ってます。主人公が一度挫折して、もう一度立ち上がるというストーリーです。今年、日本はいろいろな事が起こりましたが、この作品を観て、元気を取り戻して、みんなでもう一度頑張っていこうよという気持ちになっていただけたら幸いです。

板尾創路: こんなに加齢臭のする映画館は初めてでびっくりしてます(笑)。今日、タクシーで「今日はザボーガーですか?」って言われて。思わず招待券をあげてしまいました。ひょっとしたら来るんじゃないかと思ってます。37年ぶりにザボーガーが復活するということで、すごく中途半端だなと思ってます(笑)。ですが、それがザボーガーらしいなという感じがします。
 撮影しながらどんどんテンションがあがってしまって、ついには事務所に内緒でバイクスタントまでやってしまいました。不思議な感覚で、お弁当に何か入れられたんじゃないかという気もしてるんですけど、自分でも理解できないぐらい熱くなっていました。みんな熱くて、真面目で、ザボーガーが好きなんだなという気持ちが伝わってくる現場でした。
 (ご自身の20代の頃と古原さんとの共通点を聞かれて)世間知らずなとこで、何も分かってないところが似ているなと思いますね(笑)。純粋なんですね。すごく熱くて迷惑なところもあるんですけど、一生懸命で可愛いいんですよ。親御さんの教育がよかったんでしょうね。
 昔の特撮ものはよくリメイクされてますが、全部失敗していると思ってます。でもザボーガーは成功していると思います。出演できて感激です。

古原靖久: 撮影から1年半程経つのですが、いよいよ来たかという感じで感無量です。
  僕が免許を持っていないばかりに撮影が少し延びたりしました。初めて乗ったバイクがザボーガーということで、なかなかない経験をさせてもらいました。
  昔、人気を博したヒーローだったということで、僕の父の世代の方に、「お前、大門やるの!?」ってすごく熱い視線と、俺もやりたかったみたいな気持ちをひしひしとぶつけられました。それだけ熱い気持ちに応えなければという気持ちで今回挑みました。

佐津川愛美: ジーパンにブーツインで勝手に大門スタイルで気合いを入れてきました。気づいてもらえませんでしたが(笑)。
 今まで映画を何本もやらせて頂いてますが、「ザボーガーいつ公開?」とか、「ザボーガー観に行くよ」とか、これほど周りに言われることが多い作品はありませんでした。こんなに期待されているんだなと、ひしひしと感じております。
 こんな現場あるんだって最初思ったぐらい、スタッフのみんなが楽しんでました。カットがかかるとみんな笑っているっていうことが多かったです。仕事という感じがしなかったです。みんな楽しんで作品を作っていました。現場から愛が溢れているなと感じました。衣装合わせの時に、メタルセーラー服を見て衝撃を受けました。

(オフィシャル素材提供)


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