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作品紹介

トップページ > 作品紹介 ヤコブへの手紙

2011-01-14 更新

原題:POSTIA PAPPI JAAKOBILLE

ヤコブへの手紙

イントロダクション
 フィンランド本国での公開以来、小さな作品にも関わらず第82回アカデミー賞外国語部門代表選出をはじめとして、フィンランド・アカデミー賞(Jussi Awards)最多部門賞受賞、第33回カイロ国際映画祭でグランプリと脚本賞を受賞するなど、国内外の様々な映画祭で賞を獲得した『ヤコブへの手紙』。人々の心を静かな涙と深い感動で包み込み、世界各国の観客に支持された、やさしくてあたたかい手紙を巡る物語が、北欧の国フィンランドから日本に届いた。

 深い絶望の淵に立った時、あなたのことを思っている存在がどこかにいたら? 「あなたの幸運を祈っている。私は、あなたのために祈る――」その一言が、孤独と絶望を癒し希望へと導く。ありのままの自分を赦してくれる存在に気付いた時、きっとあなたも誰かを愛せるはず。胸を打ち、あふれる涙に心洗われる物語。

 監督は、フィンランドだけでなく、スウェーデンでも活躍するクラウス・ハロ。本作品では、第66回(2010年)フィンランド・アカデミー賞(Jussi Awards)作品賞と監督賞を受賞。3人の登場人物が紡ぐ物語を、静謐ながらも、温かくやさしい視線で綴る。

 主演は、コラムニストとしても活躍するカーリナ・ハザード。本作品でフィンランド・アカデミー賞女優賞にノミネートした。深い慈愛を感じさせるヤコブ牧師役には、舞台を中心に活躍するヘイッキ・ノウシアイネンを起用し、本作品でフィンランド・アカデミー賞男優賞を受賞。そして、物語のカギを握る郵便配達人にはTVドラマで活躍するユッカ・ケイノネン。さらに、美しいフィンランドの情景とショパンやベートーベンの曲の旋律が深い感動へといざなう(フィンランド・アカデミー賞音楽賞受賞)。


ストーリー
 孤独で、周囲を寄せ付けない雰囲気を持つ主人公のレイラ。無愛想なレイラをヤコブはただひたすらに温かく迎え入れる。まるで、「隣人を自分のように愛しなさい」という聖書の言葉を実行するかのように。しかし、ヤコブを受け入れようとせず、手紙を読むという毎日の仕事にも嫌気がさすレイラは、毎日ヤコブ牧師への手紙を届けにくる郵便配達人とも反目してしまう。そんなレイラだったが、ヤコブ牧師との交流によって、心が少しずつ変化していく。そして明かされる一つの真実が、レイラの心に希望の光を灯す――。


(2009年、フィンランド、上映時間:75分)

キャスト&スタッフ
監督・脚本:クラウス・ハロ
出演:カーリナ・ハザード、ヘイッキ・ノウシアイネン、ユッカ・ケイノネン、エスコ・ロイネほか

配給
アルシネテラン
1/15(土) 銀座テアトルシネマ他 全国順次公開

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