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『さらば愛しの大統領』完成披露試写会舞台挨拶

2010-08-18 更新

宮川大輔、ケンドーコバヤシ、世界のナベアツ監督、柴田大輔監督

ソラニン

配給:アスミック・エース
11月6日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー
(C)2010『さらば愛しの大統領』製作委員会

 映画『さらば愛しの大統領』の完成披露試写会が東京で行われ、宮川大輔、ケンドーコバヤシ、世界のナベアツ監督、共同監督の柴田大輔が舞台挨拶に登壇した。

 本作は、刑事役の宮川大輔、ケンドーコバヤシをはじめ、吉本の人気お笑い芸人も多数出演。吹石一恵、釈由美子、ベテラン俳優の大杉 漣など、バラエティー豊かなキャスティングも見どころだ。

 まず、撮影現場での思い出を聞かれたケンコバは、「吹石一恵さん、釈由美子さんが監督と打ち合わせをしている隣りで、エロ本を読むというダイナミックな遊びをさせてもらい、どんなリアクションをされるか期待したんですけど……」と、ニヤリ。
 すると、宮川は「“何読んでいるんですか~”みたいなリアクションを期待したんですけど、スルーでした」と全く相手にされなかったことを伝え、ふたりで悔しそうな顔を見せた。
 ナベアツ監督は「コバヤシくんは普段、嘘ばっかりつくけど、これはホントです」とにっこり。楽屋もみんな一緒だったそうで、現場はいつも和気あいあいな雰囲気だったそうだ。

 その後もケンコバは、「僕の役は最初、小栗 旬くんやったらしい。(宮川に)あんたの役は、大助師匠(漫才の宮川大助、花子)やったらしいで。でも師匠の出演が実現しなかったので、小栗くんも出演を断念したらしい」とボケをかまし、「見どころは、イジメられっ子が、カンフーを教わるところ……」と他の映画を連想させるコメントをするなど言いたい放題。それに見どころは、「僕が吹石さんの胸に顔を埋めるシーンや。絶対見逃さないで」とウソのコメントを連発し続けた。宮川から「嘘をつくな!」とたしなめられながらも客席を沸かせていた。

 本作で監督デビューしたナベアツは映画の見どころを聞かれ、「ポカ~ンとアホみたいな顔で観てほしい。上映時間も短いし、『シンドラーのリスト』の逆だと思って楽しんでください」と監督デビュー作をアピール。続けて、「日本をアホで染めたい、世界をアホで席巻したい!」とさらに強くアピール。宮川は、もしも大阪合衆国が出来たら「笑いのたえない大阪にしたい」と芸人らしいコメント。ケンコバは、「この映画を観て、家への帰り道が分からなくなるぐらいアホになって欲しい」と出来栄えに自信をのぞかせていた。

 なんともにぎやかな舞台挨拶だったが、映画は“100%アホ”をテーマに、笑いを追求する意欲作だ。出演者たちはみんな、笑いに身体を張っている。
 今年3月に開催された第2回沖縄国際映画祭でプレミア上映された。

(文・写真:Sachiko Fukuzumi)


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