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記者会見

トップページ > 記者会見 > 『イングロリアス・バスターズ』来日記者会見

来日記者会見

2009-11-09 更新

クエンティン・タランティーノ監督、ブラッド・ピット、メラニー・ロラン、ジュリー・ドレフュス

レッドクリフ PartⅠ

配給:東宝東和
11月20日(金)より全国ロードショー
http://i-basterds.com/

 クエンティン・タランティーノ監督の最新作。第二次世界大戦、ナチ占領下のフランス。“バスターズ”と呼ばれるユダヤ系アメリカ人のチームが、ナチ撲滅を企てて大暴れする――。
映画『イングロリアス・バスターズ』で、クエンティン・タランティーノ監督、ブラッド・ピット、メラニー・ロラン、ジュリー・ドレフュスが、都内ホテルで記者会見を行った。

まずはご挨拶をお願いいたします。

クエンティン・タランティーノ監督: 映画を携えて来日することは、毎回とてもエキサィティングです。
ジュリー・ドレフュス: タランティーノ監督から役をいただいて、とても光栄に思っています。感謝しています。
メラニー・ロラン: 初のハリウッド作品ですが、タランティーノ監督の作品に出演できて、光栄に思っています。
ブラッド・ピット: また日本にこられて、とても嬉しく思います。この映画のテイストは日本の方たちに楽しんでいただけると思います。是非、この映画を楽しんでください。

この作品でナチス・ドイツを取り上げた理由を教えてください。

クエンティン・タランティーノ監督: 自分なりの戦争映画を撮りたかったからなんだ。

ブラッド・ピットを主演に迎えた理由を教えてください。

クエンティン・タランティーノ監督: 10年位前に脚本を書き始めたとき、キャスティングは頭に無かった。2008年に書き上げようとした時、すぐにブラピの顔が浮かんだんだ。ブラピは世界一の映画スターだと思うよ。もし彼に出てもらえなかったら大変なことになっていたね(笑)。彼のキャリアの中でも最高の時期に一緒に仕事が出来た。いま巡り合えたことが特別なことだったと思うよ。
ブラッド・ピット: 監督がこの映画を書いているとは噂で聞いていた。出演の依頼がきたときは嬉しかったね。今回は、脚本の内容を変えないように作っていこうとしたんだ。

タランティーノ監督とタッグを組んで、最強だと思った点はどんなところですか?

ブラッド・ピット: 今回、インターナショナルな素晴らしいキャストが集められたと思う。それがこの映画をとてもユニークにしていると思うよ。
クエンティン・タランティーノ監督: 黒澤と三船、コッポラとデ・ニーロのように、監督と俳優陣の間に絆が生まれるということはとてもエキサイティングなことだ。お互いにウマがあうと、とても興奮するね。

ハリウッド作品へ初出演された感想を聞かせてください。

メラニー・ロラン: 私は英語が話せないので、ハリウッドを夢見てはいなかったけれど、タランティーノ監督との仕事は夢見ていたの。初めてのハリウッド作品がタランティーノ監督の作品でとても嬉しく思っているわ。

ジュリーさんも今回出演された感想を聞かせてください。

ジュリー・ドレフュス: 以前『キル・ビル』にも出演させていただいているので、私は、タランティーノ・ファミリーだと思っているわ(笑)。

ブラッドさん、今回の来日で行ってみたい所は? 最近、バイク事故を起こされましたね?

ブラッド・ピット: バイク好きなので、バイクショップを何軒か回りたいと思っているよ。バイク事故で、怪我は無かったんだけれど自尊心が傷ついたね(苦笑)。パパラッチから逃げようとしたんだけれど、反対にいいネタを提供してしまった……(苦笑)。

今回メラニーさんの演技が印象的でした。彼女のキャスティングの決め手となったのは?

クエンティン・タランティーノ監督: 彼女の役は僕自身、とても思い入れのある役だったんだ。メラニーは、最初はぎこちなかったけれど、とてもチャーミングだった。

タランティーノ監督との初コラボ作品ですが、いかがでしたか?

ブラッド・ピット: セットに入ると監督のエネルギーがみなぎっていて、楽しい中で撮影が始まるんだ。各国のキャストたちの絆がどんどん深まっていったことに驚いたよ。。

最後にメッセージをお願いします。

ブラッド・ピット: みなさん、いつも温かい歓迎をありがとう。本当に日本は世界一だと思うよ。楽しく作った作品なので、皆さんも楽しんで観てほしい。
クエンティン・タランティーノ監督: 一生懸命作ったし、誇りに思う作品になった。日本のファンの皆さん全員に是非観てほしい。

ファクトリー・ティータイム

タランティーノとブラピが初コラボ。これはもう観るしかない!!
今回はファミリー抜きで来日したブラピ。あご鬚をたっぷり蓄えて、山羊さんみたいだったが、生ブラピはやっぱりハンサムでベリィ・キュート。彼のように美しいのに可愛いという人はあまりいない。女性記者のハートをわしづかみにしていた。
(文・写真:Sachiko Fukuzumi)


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