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記者会見

2009-03-15 更新

ジュリエット・ビノシュ、フィリップ・フォール駐日フランス大使、アントワーヌ・ド・クレルモン・トネール(ユニフランス会長)

フランス映画祭2009記者会見

主催:ユニフランス
3月12日(木)~15日(日) TOHOシネマズ六本木ヒルズにて開催
http://unifrance.jp/festival/(外部リンク)

 今年もフランス映画祭が3月12日から15日まで開催される。フランス映画祭代表団として多くのフランスから監督、俳優たちが来日し、12日には、開催を記念する記者会見、オープニングセレモニーが六本木ヒルズにて華やかに行われた。
今年のフランス映画祭代表団長はフランスを代表する女優のジュリエット・ビノシュ。記者会見では、駐日フランス大使のフィリップ・フォール氏、フランス映画祭を主催しているユニフランスのアントワーヌ・ド・クレルモン・トネール会長とともに登壇し、来日の喜びや映画への愛について語った。

フィリップ・フォール駐日フランス大使、ご挨拶をお願いいたします。

フィリップ・フォール駐日フランス大使: 今年は、偉大なる女優・ジュリエット・ビノシュを団長に迎え、映画祭を一緒に出来て光栄です。今回は、団長のビノシュの様々な才能が3部作で構成されて内容になっていると思います。絵画、ダンス、映画がそうです。

アントワーヌ・ド・クレルモン・トネール・ユニフランス会長、ご挨拶をお願いいたします。

アントワーヌ・ド・クレルモン・トネール(ユニフランス会長): 日本に来ることが出来、大使、ありがとうございます(と、大使に向かって会釈)。
フランス映画祭は今年で17回目、横浜で15年、東京で4年目となります。日本の映画市場では、邦画が60%を占めています。アカデミー賞で日本映画が賞をとれたことは素晴らしいですが、ヨーロッパ映画に陽の目が当たらない現状は残念です。
今年の映画祭ではコメディ、スリラー、ドラマ、ドキュメンタリーと、フランス映画のジャンルを網羅しています。私たちの希望は、日本人であってもフランス人であってもフランス映画を愛していただきたいということです。配給の方たちに深く感謝しています。

日本に関する作品が多いのは単なる偶然ですか?

アントワーヌ・ド・クレルモン・トネール(ユニフランス会長): 芸術的な品質を選んでいたら、日本の関係した作品ばかりになりました。本当に偶然です。

ジュリエット・ビノシュ団長、ご挨拶をお願いいたします。

ジュリエット・ビノシュ: 日本に来るのは今回で7回目です。日本はエレガントさ、集団意識、他の人を大切にする気持ちなど、とても素晴らしいと思います。
今年、ユニフランスから団長に任命されましたが、映画を通じて見出す出会いを大事にしていますので、映画祭を代表することは私にとって本当に嬉しく、誇らしいことでした。
今週は特別な週でした。ダンスも毎日していますし、今日は記者会見ですから。映画はパスポートのようなものです。映画は文化、言語、国を超えて、人に感動と喜びを与えてくれるからです。

日本に関する作品が6作品ありますね。

ジュリエット・ビノシュ: 15本中、3本以外は全部観たけど、私は気が付かなかったわ……。あ、わたし、「タカシマヤ」って『夏時間の庭』の中で叫んでいた(笑)。そういえばそうだったわ! ここに来ている皆さんのほうが記憶力がいいわね。
記者会見後、六本木ヒルズのレットカーペットを歩き、日本の大勢のファンに囲まれ、もみくちゃにされながらも気持ちよく笑顔でサインに応じる姿がすごく素敵な団長・ジュリエット・ビノシュだった。今年のフランス映画祭も、華やかで素晴らしいオープニングを迎えた。
(オフィシャル素材提供)


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