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記者会見

トップページ > 記者会見 > 『Happy ダーツ』製作発表記者会見

製作発表記者会見

2008-11-17 更新

松梨智子監督、辺見えみり、佐藤仁美、新田恵利、森 泉

レッドクリフ PartⅠ

配給:クロックワークス
アミューズCQNで公開中ほか、全国順次公開
(C)2008キングレコード

 平凡なOLがダーツ・プレイヤーに一目惚れしたことからダーツを始め、プレイヤーとしても女性としても成長していくラブ・ストーリー『Happy ダーツ』。世界最大規模のソフト・ダーツ・トーナメントが行われていたパシフィコ横浜の大会会場で製作発表記者会見が開かれ、松梨智子監督、主演の辺見えみり、映画初出演を果たした人気モデルの森 泉らが出席した。

まずはご挨拶をお願いいたします。

松梨智子監督: ダーツ・ファンに観ていただいても恥ずかしくない、満足いただけるようなダーツ映画が出来ればいいと思います。頑張りますので、よろしくお願いいたします。
辺見えみり: 役柄的には30歳の女性で、30歳にしてはちょっとおバカな女の子なんですが、そんな女の子がダーツに出合って、ちょっと人を好きになって、自分のやりたいものを見つけていくっていう、とってもシンプルですけど、とっても深いお話でもあると思います。それをどうやって演じられるかというのはこれから悩むと思いますが、みんなと一緒に頑張っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
佐藤仁美: えみりさんの役を常にサポートする役柄なんですけど……、頑張ります(笑)!
新田恵利: ダーツは初めてだったんですけど、とても面白くてハマってしまい、今は家にもあるくらいです。初めて1ヵ月くらいですが、毎日やっています。ですから、映画を通じてダーツの楽しさを皆さんにお伝えできたらなと思います。
森 泉: 映画出演は初めてなので、何から何まで迷惑をかけないように頑張ります! よろしくお願いいたします。ダーツが超ウマい役なので、ちょっと心配です。(「大会でもNo.1くらいにうまい役ですよね?」と言われ)本当ですか? プレッシャーかけていますよね(笑)? 頑張って練習したいと思います。

大会が行われている最中、あさってからこの会場のどこかで撮影が始まるということですが、意気込みなどをお聞きしたいと思います。

辺見えみり: ビデオでは何度か見たんですが、初めて大会を見させていただきまして、リアルに見ると……超ヤバいですね(笑)。今練習しているのは、本当に小さい場所でこっそりやっているので、こういう上手な方たちに囲まれてやるというのは、かなり緊張します。

映画の中でもこういう大会に出ているというシーンがあると思いますが、生の雰囲気を体験していかがですか?

辺見えみり: いや、小さい部屋の中でスタッフが見ているだけでも、すごい動揺するんですよ、投げるとき。ダーツというのは精神力が強くないと出来ないものなんだなということに気づきまして、こんな中でやるというのは相当なことだなと感じております。

うまくいかなかったら撮り直しになるんですよね?

辺見えみり: はい。でも、フォームは完璧です(笑)!

佐藤さんはいかがですか?

佐藤仁美: とにかく楽しくやろうと思っています。ダーツ経験はあるんですよ、7年くらい。ですから、楽しんでやれたらいいなと思います。

森さんは?

森 泉: すごく盛り上がっているので、私も楽しんでやれたらいいなと思っています。ダーツはたまにダーツ・クラブでやったことがあるくらいでした。集中力がないので……(笑)。フォームとかはちゃんとやっていますし、やればやるほど楽しいですね、刺さったら(笑)。

新田さんはいかがですか?

新田恵利: 私は実力者の役ではないので、楽しさを伝えられたらいいなと思います。

監督、どうしてダーツの映画を制作しようと思われたのですか?

松梨智子監督: 大人の女性の映画を創りたいなとずっと思っていまして、そこでダーツ・バーを経営している女性の方から「ダーツの世界を描いたらいかがですか」という提案を頂きまして、“これだ! いける!”と。ダーツは大人のスポーツですから、大人以外は入れない世界ですので、すごく良い題材だなと思いました。

ダーツ・バーでアルバイトもされたとか?

松梨智子監督: はい、そうなんです。今年(2007年)の8月から10月末まで働きました。

その経験は撮影に役立ったでしょうね?

松梨智子監督: はい。ただ、撮影に入る直前にちょっと不安になりまして、リアルな演出ができるだろうか……と思ったんですが、気がついたら出来ちゃいました(笑)。アルバイトをしたことで、シナリオ自体も大幅に直しましたし、実際に私がお会いした方たちがモデルになっていたり、話した内容を採り入れたりしましたので、モデルになった方たちは映画をご覧になったらお分かりになるかもしれません。

出演者の皆さん、実際のダーツの腕前は?

辺見えみり: もともと5年前くらいに結構やっていたんですけど、フォームはめちゃくちゃだったので、まずはフォームから練習しまして、上手に見えるフォームにはなっています。結構うまいですよ(笑)。型は素晴らしい状態ですけど、私の場合には、全くやったことがないところから大会に出るまでを演じなくてはいけませんので、出来ないところからちゃんと撮らなきゃいけない大変さはあります。打ち上げの頃には上手になっているのではないかと……(笑)。

新田恵利: 私は初めてだったんですけど、教えてくださっている方に「ああ、いいね! よく出来る! 大丈夫!」と褒められました(笑)。とにかく、実力者の役じゃないんで、大丈夫です……(照)。

森 泉: さっき言いましたけど、最初は刺さってなかったので、それに比べたら結構上達していると思うんですけど……(笑)。ゲームもやりましたけど、結果はまあまあくらいでした。

佐藤仁美: 当初よりだいぶ下手くそになりまして……。お酒を飲んだら入りますけど(笑)。型だけはプロ級です(笑)。

辺見さん、ダーツ・バーで一目惚れをしてからダーツに入れ込むようになるわけですが、そういう経験はありますか?

辺見えみり: 私は基本的に一目惚れはしないですね。ですから逆に、この役を演じることでその気持ちを知りたいなとは思います。

一目惚れはしないということですが、男性のどんなところに惹かれますか?

辺見えみり: 私は会話です。ただ今回、モデルになったダーツ・プレイヤーの方にお会いしたんですけど、あれは好きになっちゃいますよね。集中しているときのお顔は本当に素敵で、遊びでしかダーツをやったことのない私たちにとっては、ああいう姿を見てしまったら一遍で好きになってしまうだろうなと思いました。

スポーツをやっている人って素敵ですよね。(当時は辺見えみりの夫だった)木村祐一さんと比べていかがですか?

辺見えみり: 比べる必要性がありませんので。

森さんは男性のどういう姿に惹かれますか?

森 泉: 私は運転している姿とか、好きですよ。運転がうまいとカッコいいですし、集中している姿も素敵ですよね。

ダーツと恋のお話ですが、的を射るように、男性の心を射止めるテクニックを教えてください。

森 泉: あまりテクニックはないですね。自然体でいいんじゃないですか。
辺見えみり: ないですね。自分からはあんまりいかないんで。
新田恵利: 私は結婚11年目ですので、恋の仕方すら忘れました……(笑)。

松梨智子監督: いつもアウト・オブ・ボードです(笑)。
ファクトリー・ティータイム

こんなことでもない限り、一生来る機会などなかったはずのダーツ・トーナメントはスポーツ大会さながらの熱気がムンムン! そんな会場内で参加選手たちも見守る中行われた記者会見、そこに集っていた人々がこよなく愛するダーツを題材にした映画だけに、特に主人公と同じ若い女性たちからは熱い期待が感じられた。
(文・写真:Maori Matsuura)


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