インタビュー・記者会見等、映画の“いま”をリポート！
2008-04-30 更新
(C)2006 By Barracuda Films,LLC.
イントロダクション
安泰に見えたカップルに突然訪れる別れの危機を、ユーモラスに、チャーミングにちょっぴりシニカルに描いたのは、『ゴダールの探偵』で一躍注目を浴びて以降、着実にキャリアを積んできた演技派女優、ジュリー・デルピー。リチャード・リンクレイター監督の恋愛映画の傑作『ビフォア・サンセット』の脚本で、アカデミー賞脚色賞にノミネートされた彼女は、本作でも、セックス、カルチャー、そして政治とさまざまなトピックを、ウィットに富んだユーモアで包み込みつつ、登場人物たちの会話に盛り込んでいる。
さらにジュリーは、脚本のみならず、監督・製作・主演・音楽・編集、そして主題歌まで担当している多彩っぷり。どこをとっても彼女のセンスに溢れた、オリジナルな作品が完成した。ベルリン国際映画祭では“パリのウディ・アレン”と評され、各国の批評家からも大絶賛。フランスではすでに、『ビフォア･サンセット』を超える大ヒットを記録している。
ストーリー
フランス人写真家マリオン（ジュリー・デルピー）とアメリカ人インテリア・デザイナーのジャック（アダム・ゴールドバーグ）は、付き合って２年になるNY在住のカップル。マンネリ気味の関係をリフレッシュしようとベネチアにバカンスにやって来た二人。NYに戻る途中、マリオンの故郷パリで２日間を過ごすことに。英語が全く話せないマリオンの両親や、次々に出くわす彼女の過去のポーイフレンドたち……。異国の地でジャックのストレスは最高潮！ ロマンチックなパリを満喫するはずが、関係はぎくしゃくするばかり。果たして二人の愛の行方は……？
（2007年、フランス＝ドイツ、上映時間：101分）
キャスト＆スタッフ
監督・脚本・製作・編集・音楽・出演：ジュリー・デルピー
出演：アダム・ゴールドバーグ、ダニエル・ブリュール、アルベール・デルピー、マリー・ピレほか
配給
アルバトロス・フィルム
５月24日(土) 恵比寿ガーデンシネマ、新宿ガーデンシネマ他全国順次ロードショー！
オフィシャルサイト
http://paris-2days.com/（外部リンク）