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作品紹介

トップページ > 作品紹介 告発のとき

2008-05-19 更新

告発のとき
(C)2006 Elah Finance V.O.F.

イントロダクション
『クラッシュ』の成功に続く作品の素材に事欠くことのない、脚本家・監督のポール・ハギスが選んだ次回作はチャレンジングなものだった。エージェントとの会合でハギスは、「君たちが知っているような作品は作らないよ。それが、僕の望みだからね」と宣言した。その直後、ハギスの手元に、マーク・ボールが「プレイボーイ」誌に書いた“Death and Dishonor”という記事が送られてきた。それは、イラクから帰還したばかりの若い兵士が失踪直後に焼死体で発見された事件。父親自身が真相を捜索し、3小隊の戦闘員が殺人罪で告発されるという悲惨な記録だった…。この事件が起きた2003年当時のアメリカは、イラク戦争が加熱する一方で、誰もが懸念しがちな題材であったはずだ。しかしポール・ハギスは戦争映画や政治映画のテーマとしてではなく、「正義のためにすべき正しいこととは何か? 自分たちのケアをするには何をすべきか? 家族をケアするために人は何をするべきなのか?」という、人々が抱えるテーマとしてこの題材に向き合うことを試みた。だが、映画化は困難を極める。そんな中、脚本家として『ミリオンダラー・ベイビー』『父親たちの星条旗』『硫黄島からの手紙』の3作品でコラボレートしたクリント・イーストウッドが作品に理解を示して製作をサポート。映画化が実現に至る。『ミリオンダラー・ベイビー』『クラッシュ』など、人間描写を描くことに定評のあるポール・ハギス監督が、また新しい感動を生み出した。

作品紹介
2004年11月1日。突然、ハンク・ディアフィールド(トミー・リー・ジョーンズ)の元に、息子のマイク・ディアフィールド(ジョナサン・タッカー)が軍から姿を消したという不穏なニュースが届けられる。ハンクは引退した元軍人警官で、息子のマイクもその兄も軍人という典型的な軍人一家。そんなディアフィールド家で育った息子に限って無許可離隊などあり得ないと思ったハンクは、妻のジョアン(スーザン・サランドン)を残し、息子を探し出すために帰還したはずのフォート・ラッドへ向かう。 帰国している同じ隊の仲間(ペニング、ロング、オルティエス、ボナー)も皆、マイクの行方を知らなかった。地元警察の女刑事エミリー・サンダース(シャーリーズ・セロン)が彼の捜索を手伝い、消息を探っていた矢先に、息子の焼死体が発見されたという知らせが届く。2人は真相を究明しようと試みるが、息子の殺害現場が軍の管轄内だったために、事件は警察の捜査から手を離れてしまう。 しかし、エミリー刑事の助けでマイクの死体が遺棄された場所へ検証に向かったマイクは、殺害現場は軍の管轄である基地の敷地外だと見抜き、一歩一歩真実を解き明かしていく。しかし、そこには父親の知らない息子の“心の闇”が隠されていた。そしてこの事件の裏に潜む真実は、ハンクがこれまで信じてきた世界の全てを揺がすほどの衝撃的な事実となる。疑うことなく抱き続けた自らの信念を根底から覆される時、人はどう真実と向き合い、どう答えを出すことができるのか……。
(2007年、アメリカ、上映時間:121分、PG-12)

キャスト&スタッフ
監督・脚本:ポール・ハギス
出演: トミー・リー・ジョーンズ、シャーリーズ・セロン、スーザン・サランドン、ジョナサン・タッカー、ジェームズ・フランコ、フランシス・フィッシャー、ティム・マッグロウ、ジェイソン・パトリック、メカッド・ブルックスほか

配給
ムービーアイ
6月28日より有楽座ほかTOHO系全国ロードショー

オフィシャルサイト
www.kokuhatsu.jp(外部リンク)

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