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作品紹介

トップページ > 作品紹介 > トゥヤーの結婚

2008-01-17 更新

トゥヤーの結婚

イントロダクション
2007年ベルリン国際映画祭。張芸謀(チャン・イーモウ)監督、コン・リー主演の『紅いコーリャン』(87)から19年を経て、《金熊賞》グランプリは、たくましく生きるひとりのヒロインの頭上に輝いた。
監督は、脚本家として活躍し、フイルム・ノワール的なミステリーであるデビュー作『月蝕』(00)と決められた結婚から逃げるヒロインを描いた第2作『驚蟄』が、フランス、ロシア、ドイツをはじめとする世界の国際映画祭で注目を集めたワン・チュアンアン(王全安)。ヒロイン・トゥヤーの姿に、内モンゴルで生まれた彼の母親の姿を投影させ、この土地で実際に起きたひとりの女性の結婚を巡る事件を取材して、厳しい自然の中で力強く生きるヒロインを、ユーモアを交えながら感動的な物語として描き出した。
トゥヤー=《光》という名前を持つヒロインを演じたのは、ユー・ナン。ワン・チュアンアン(王全安)監督の『月蝕』、『驚蟄』に主演し、中国国内だけでなく、パリ国際映画祭などで主演女優賞を受賞するなど、その美しさと演技力は、国際的にも高い評価を受けている。また03年には、Karim Dridi監督のフランス映画“FUREUR”のヒロインに抜擢。『マトリックス』のウォシャウスキー兄弟の最新作『スピード・レーサー』(08)にも出演し、ウォシャウスキー兄弟は、彼女を「アジア最高の女優」と賞賛を惜しまない。コン・リー、チャン・ツィイーに続く、中国出身の国際女優として活躍が期待されている。

作品紹介
美しいトゥヤーは、中国内モンゴル自治区の西北部の草原で暮らしている。ダイナマイト事故で下半身が麻痺してしまった夫バータル。幼い子供たち。朝から夜までわずかな畑を耕し、羊を放牧していた。かつては青々としてた草原も、今では砂漠に浸蝕され、水も十キロ以上離れた井戸まで汲みにいかなくてはならない。力強く凛として働くトゥヤー。しかし、寝たきりの夫を抱える厳しい生活と、重労働は、美しい彼女の体を蝕んでいく……。バータルの孤独。自殺未遂。死んで行く羊たち。トゥヤーは、家族への愛から、ひとつの決断をする。生きていくために。夫への愛のために……。
(2006年、中国、上映時間:96分)

キャスト&スタッフ
監督:ワン・チュアンアン
脚本:ルー・ウェイ(『さらば、わが愛/覇王別姫』『活きる』)
撮影:ルッツ・ライテマイヤー
出演:ユー・ナンほか

配給
配給:ワコー+グアパ・グアポ
2月23日(土)よりBunkamuraル・シネマにてロードショーほか全国順次公開

オフィシャルサイト
http://www.tuya-marriage.jp/(外部サイト)

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