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舞台挨拶・イベント

トップページ > 舞台挨拶・イベント > 『カンナさん大成功です!』ジャパンプレミア舞台挨拶

ジャパンプレミア舞台挨拶

2007-12-17 更新

キム・アジュン、梨花

カンナさん大成功です!

配給:デスペラード
配給:ワーナー・ブラザース映画
12月15日(土)よりシネカノン有楽町1丁目、渋谷アミューズCQN、新宿バルト9ほか全国ロードショー
(C) 2007 KM Culture co, ltd All Rights Reserved/KM

 鈴木由美子原作による日本の人気コミックを映画化、あの『猟奇的な彼女』や『僕の彼女を紹介します』を抜き、韓国ラブコメ映画歴代ナンバーワンの動員を記録した『カンナさん大成功です!』の日本公開が迫り、ジャパンプレミアが開催された。当日は主演女優のキム・アジュンと日本版主題歌『MARIA』を歌う梨花が登場、観客席も若い女性ばかりで溢れ、会場は華やいだ雰囲気に包まれた。

 日韓を代表する美女が登場したこの日の舞台挨拶は、客席も、“ナショナル・きれいなおねえさんは、好きですか。プレミアムメンバー”の美女が集まり、通常の舞台挨拶では見られない華やかな雰囲気に。
 この日が初対面となる二人にお互いの印象を聞くと、「いらっしゃる前から、梨花さんといえば日本のファッション・リーダーで、多くの方に愛されているトップ・スターだと伺っていましたが、実際にお会いすると、本当に美しくて、ファッショナブルだなと思いました」(キム・アジュン)、「この映画で最初に彼女が映った時はたぶんすっぴんだったと思いますが、すごく印象的でした。今日はメイクをされていましたが、どちらも素敵だなと思いました」(梨花)と、お互いにほめ合う姿も。
 日本版の主題歌を歌った梨花に、作品の感想を聞くと、「最初は字幕がない状態で見せていただいたので内容が全く判らなかったのですが、映像と演技だけで涙が出てきて、言葉がなくても伝わってきました。観終わった後には、エステに行こうかなとか、買い物に行こうかなとか、綺麗になりたいという気持ちでいっぱいでした」と、すっかりハマってしまった様子だ。
 映画の中では自ら歌にも挑戦したキム・アジュンに、梨花が歌った日本版の主題歌『MARIA』の感想を聞くと、「梨花さんの歌はミュージック・ビデオで聴かせていただきましたが、私よりも遥かに優しい声で、聞いていて気持ちが良くなりました。表現力が素晴らしく、韓国に持って帰ろうと思い、CDも頂きました」と、本家としてもその実力には一目置いたようだ。

 主人公のカンナは全身整形をしてまで自分の人生を変えようとするが、今まで好きな人を振り返させるためにやったことを聞いてみると、「努力らしい努力をした覚えはありません。もともと鈍くて小心者のところがあるので、カンナのように本当に愛することができる人に出会えたらいいなと思いますが、まだお会いしていないような気がします。ということは、私は自分に自信があるのでしょうか(笑)?」(キム・アジュン)、「料理は得意ではないのですが、頑張って勉強して料理を振る舞ったことはあります。その時の相手は美味しいって言ってくれたのですが、バラエティ番組で同じものを作ったら、共演者の皆さんから美味しくないって言われて(笑)」(梨花)と、美人にも悩みはつきない。
 韓国で流行っていることをキム・アジュンに聞くと、「今現在の流行ではありませんが、たぶん、梨花さんが歌った『MARIA』がこれから流行すると思います。韓国でこの映画が公開された時には多くの方が『MARIA』を歌い、とてもヒットしました。今度は、日本での上映にあわせてネットで梨花さんの歌を聞くことが出来るので、韓国で梨花さんの『MARIA』ブームが起きると思います」とうれしい答え。
 最後に、「これからは日本でもドラマや映画に出演できる機会に恵まれたらいいなと思っているのですが、相手役にふさわしい俳優さんを推薦していただけないでしょうか?」というキム・アジュンの質問に対して、「どんな方でもすごく合う。でも、やっぱ……キムタク?」と梨花が答え、「ありがとうございます。また梨花さんと共演できたらうれしいと思います」というお礼の言葉でこの日の舞台挨拶は終了した。
 整形手術をしていないことを条件のひとつに選ばれたキム・アジュンは、歌にも自ら挑戦し、毎日4時間かけてハリウッドの特殊メークチームにより体重95kgの姿に変身するなど、文字通り、役者生命を賭けたと言えるほどの努力で本作に挑んだが、その結果、記録的な大ヒットにより、今や韓国を代表する女優となった。舞台挨拶での受け答えも気さくなイメージで、今後の活躍と次作以降での再来日が楽しみだ。

(写真・文:Kei Hirai)


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