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舞台挨拶・イベント

トップページ > 舞台挨拶・イベント > 『サーフズ・アップ』第20回東京国際映画祭舞台挨拶

第20回東京国際映画祭舞台挨拶

2007-11-30 更新

小栗 旬、山田 優、マイク眞木

サーフズ・アップ

配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
12月15日(土)より日比谷スカラ座ほか全国一斉ロードショー!
(C)Sony Pictures Entertainment (J) Inc. All Rights Reserved.

 ペンギンたちがサーフィンで超ド級のバトルを繰り広げる、実写以上にリアルなCGアニメーション『サーフズ・アップ』。10月22日(月)、第20回東京国際映画祭の特別招待作品に選ばれた本作の上映前に、日本語吹替ボイス・キャストの小栗 旬、山田 優、マイク眞木が登場、ハワイ州観光局から駆けつけたエリオット嬢にレイをプレゼントされ、頬にキスをするハワイ式挨拶で迎えられた。

 すっかりハワイアンな雰囲気の中、まずは小栗 旬が「ペンギン・サーファーのコディの声をやりました。僕も最近は完全な“丘サーファー”なんですけど、この映画を観るだけでちょっとサーフィンをした気分になれるというくらい、波などの映像がすごくきれいで、楽しい映画になっていると思いますので、よろしくお願いいたします」と挨拶。コディが恋をするライフガードの美しいペンギン・ラニの声を担当した山田 優は「この映画の声をやらせていただいてから、本格的にサーフィンを始めようかなと思っています。海も波も本当にリアルですごくきれいですし、音楽もトロピカルで南国気分にさせてくれます。これから先ちょっと肌寒くなりますが、心も温まって南国気分になれるような映画になっていますので、皆さん楽しんでいってください」と、すっかりサーフィンに魅せられた様子。そして、実際にベテラン・サーファーであり、“チョイ悪オヤジ”風のアロハ・シャツ姿がキマっているマイク眞木は「ギーク、そしてビッグZをやりました。アニメの吹替えというのは私の人生の中で初めてで、たぶんこれが最後です。今日映画をご覧になるとお分かりになるかもしれませんが、私の本当の姿が出てきます。今私は人間の格好をしてここにいるだけであって、私は本当はペンギンなんです(笑)。ですから、今日は皆さんに私の本当の姿を見ていただいて……という感じでして、やっているときも“実は自分はペンギンなんじゃないか”と錯覚するくらい、何の演技もせず、自分の普段の生活そのままという感じでやりましたので、全く違和感なく出来ました。ぜひ私の本来あるべき姿を見ていただいて、今ここにあるのは私の仮の姿だと思ってください」とノリノリに挨拶。

 この日は、それぞれのキャラクターが描かれたサーフ・ボードも舞台上でお披露目されたが、それを見た小栗と山田は「これ、すごいですね」「すごい可愛い……欲しいな」とおねだりモードに。「それより、後ろで支えている人が大変だなと思って(笑)。さっきからずっと支えているんだもの、彼」と思わぬところに目をつけ、スタッフをねぎらった眞木だが、「でも、これ欲しい、僕も。僕だけ、い~い(笑)?」と、若い二人以上の奔放なおねだりに、「いえ、ちょっとそれは……。映画会社さんに聞いてみてください……」と司会者もタジタジ。
最後は小栗が、「これはドキュメンタリー・タッチで作られている作品です。英語の微妙なニュアンスを日本語に直して、しかもドキュメンタリー・タッチにするということで、皆さん大変だったと思いますが、(その甲斐あって)すごく面白いものになっています。リゾート気分を味わえるスローな空気も感じられますし、それこそサーフィンをやっているシーンでは“めちゃくちゃ気持ち良さそうだな、こんな風に出来たらいいな”という感覚を味わえます。そうしたことを体感しつつ、最後は熱いバトルに興奮していただけたらいいですね」としっかり締め、大興奮の観客に囲まれながら山田、眞木と共に写真に納まった。

(文・写真:Maori Matsuura)


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