インタビュー・記者会見等、映画の“いま”をリポート!

Cinema Factory

Cinema Flash



舞台挨拶・イベント

トップページ > 舞台挨拶・イベント > 『さかなのこ』

『さかなのこ』完成報告上映会

2022-08-11 更新

のん、夏帆、磯村勇斗、さかなクン、沖田修一監督、鈴木 拓(ドランクドラゴン)

さかなのこsakananoko ©2022「さかなのこ」製作委員会
配給:東京テアトル
9月1日(木)よりTOHOシネマズ 日比谷 ほかにて全国ロードショー

 魚類研究者でタレントのさかなクンの半生が描かれる映画『さかなのこ』の完成報告上映会が、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、のん、夏帆、磯村勇斗、さかなクン、沖田修一監督が登壇してクロストークを行った。当日のゲストにはさかなクンの同級生でもある鈴木 拓(ドランクドラゴン)がサプライズで登壇した。


sakananoko

 本作は、自叙伝「さかなクンの一魚一会 ~まいにち夢中な人生!~」を、フィクションも織り交ぜながら大胆にアレンジした。のんが、寝ても覚めても魚のことばかり考えている主人公のミー坊を演じ、夏帆はひょんなことから同じ屋根の下で暮らすことになる幼なじみのモモコ、磯村はツッパリ頭の総長、さかなクンはギョギョおじさんに扮ている。

 さかなクンの分身・ミー坊役を務めたのんは「好きなものに真っすぐ突き進む希望に満ちあふれた映画です」と作品をアピール。


sakananoko

 夏帆は「ミー坊が愛おしくなる映画です」と笑顔でアピール。


sakananoko

 磯村は「幸せな気持ちになれる心温まる作品です」とアピールした。


sakananoko

 夏帆と磯村との共演についてのんは、「楽しかった。特に夏帆さんとの共演シーンは幸せでした」と大きな笑顔だった。

 <原作者でミー坊の近所に住むギョギョおじさんとして出演したさかなクンは「ギョ(5)年前に沖田監督から映画化のオファーをいただいて、夢か幻か本物かと思った」と自身の半生が映画化されたことにビックリ。さらに、のんがさかなクンの役を演じるとき聞き、「『もうキャキャキャ! のんさんだ!』と飛び上がるほどに嬉しかった。こんな嬉しいことはない。のんさんに最大限に憧れます」と大喜びだった。


sakananoko

 のんは、さかなクン役をオファーされて、「最初はビックリしました。わたしがさかなクンを演じていいのかなとすごく驚きましたが、もしかして、のんがいいのかも?と思い、腑に落ちて……。めちゃくちゃ嬉しかったです」と納得した笑顔を見せた。

 沖田監督は、「のんさんが、さかなクン(ミー坊)を演じるって、いいかもしれない。と僕も腑に落ちたんです。のんさんとさかなクンは不思議と雰囲気が似ている……」と説明した。


sakananoko

イベント終盤、サプライズゲストに、さかなクンの中学・高校時代の同級生であり、劇中では鈴木先生を演じた鈴木 拓(ドランクドラゴン)が登場。先日(8/6)誕生日を迎えたさかなクンに、キャストたちが寄せ書きでメッセージを書いた横断幕をプレゼントした。


sakananoko

 プレゼントに感激したさかなクンは「さかなクン、やってきて良かったー!」と大喜び。鈴木が「“やってきた”っていう感覚なの?」と突っ込みをいれて、会場を沸かせた。

 横断幕に書かれたキャスト陣からの温かいメッセージをすべて読み上げたさかなクンは「感激です。ありがとうございます」と感激の面持ち。


sakananoko

 のんは、さかなクンとの共演について「現場にさかなクンと一緒にいるとメチャクチャ楽しいんです。みんなの目をピカピカにする……そんなエネルギーを持っている人。好きなものにまっすぐに突き進む、希望に満ち溢れたストーリーになっていて、演じていても楽しかった。幸せでした」とコメントした。

 イベントの最後にのんが「皆さんの希望になるような、そんな映画になっています」とメッセージを送った。


sakananoko


(取材・文・写真:福住佐知子)



関連記事
夏休みにギョギョッとビッグなコラボレーションが続々開始!
公開記念舞台挨拶

Page Top